考えることで強くなる!哲学者ハンナ・アーレント

 この映画をみるまでこの方の事知らなかった。そして、映画を拝見してかなり難しい問題に直面した気分である。

f:id:qwert2828:20171215111843j:plain

この映画のあらすじから・・・

<あらすじ>

ドイツに生まれ、ナチスの台頭により始まったユダヤ人迫害の手を逃れアメリカに亡命したユダヤハンナ・アーレントは、第二次世界大戦後に全体主義全体主義を産んだ政治思想に関する考察を発表、哲学者として敬愛されていた。1960年代初頭、何百万人ものユダヤ人を強制収容所へ送致したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが逮捕され、イスラエルで裁判が行われることになる。特別な裁判権もなくイェルサレム地方裁判所で行われたこの裁判に正当性はあるのか、イスラエルアイヒマンを裁く権利があるのか、アイヒマンは極悪人ではないなどといった、ハンナがこの裁判を通しての考察をまとめたレポート『イェルサレムアイヒマン』を『ザ・ニューヨーカー』誌に発表するやいなや、ナチズムを擁護するものではないかと大バッシングを受ける。逆境に苦悩しながらも、ハンナは、考えることで人間は強くなるという信念を持ち続けていた。

--------------------------------

まず、この方について知っておいてほしい

アドルフ・アイヒマン - Wikipedia

ことの発端はこの人の裁判を記事にしたことです。

映画では実際のアイヒマンの裁判の様子が出てきます。大量殺人を平気で遂行するただの「野獣」「悪魔」として知られてきたアイヒマンを直接見てハンナは気持ちが変わります。冷静な判断から彼は公務員として上司の命令を淡々とこなしてきただけのただの凡人としてみるようになりました。上司の命令であればいい事悪いことの判断を己で行わず粛々と遂行していただけ・・・と、それをニュ-ヨ-カ-の記事にのったことで、ハンナはアイヒマンを擁護していると勘違いされ、大勢の方から非難されます。友人であれ、職場であれ、住民であれ・・・

アイヒマンは翌年絞首刑を実行されますが、ハンナは自身の生涯を閉じるまで、自分の書いた記事について訂正をせず、信念を貫いたそうです。

 

 あくまでも主観ですが、彼女を非難してきた人たちの気持ちは痛いくらいわかります。仮にハンナが擁護していると受け取ったなら当然そうなるでしょう。なんであれ、アイヒマンは、ユダヤ人ばかりを狙った大量殺人犯なのですから・・

 ただ、ハンナの言い分もわかります。例えば特定の方を狙った殺人が法律であればアイヒマンのようになるかと思います。(これはあってはならない話ですが)それをハンナは冷静な立場でアイヒマンを判断したのではないか?と思いました。雑誌や新聞などに記事として載せるのなら当然どちらかに加担した記事ではなく冷静な判断が必要ですからね~結果、炎上してしまったんですがね!!

 

映画を見ると知らない歴史上の人物の自伝映画を見ることができます。大人になってからこそ見るので色々勉強になり色々考えさせられることも多い!

 

ハンナ・ア-レントはこちらで期間限定にて配信中!

※本作品の配信情報は2017年12月15日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。
※ドコモユ-ザ-以外でも契約が可能なんです☆
月額540円で12万作の映画やドラマが見放題ってすごくうれしいですよね♪