PTSD(心的外傷後ストレス障害）とは、戦争帰還兵の研究より生まれた診断で、戦争等、命の安全が脅かされるような出来事によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害のことを言う。
前回は、そんなPTSDに苦しむドローン操縦士のお話をご紹介しました。
本日ご紹介する映画も、戦争を経験した帰還兵の多くが経験したお話になります。
（実話ではありませんので予めご了承くださいね）
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「陰謀の代償 N.Y コンフィデンシャル」のディート・モンティエル監督が、戦争がもたらす傷を描写した戦争ドラマ。
＊上映時間 ：：： 92分
＊日本公開日 ・・・ 2017年2月25日
＊監督 ・・・ ディート・モンティエル
キャスト
・ガブリエル・ドラマー・・・ シャイア・ラブーフ
アメリカ軍海兵隊員。アフガニスタンでの任務を終え愛する妻と息子が待つ家に帰ると町全体が変わり果てた姿になっていた。妻と息子を探すため友人デビンと家族の行方を捜している。
・デビン・ロバーツ・・・ ジェイ・コートニー
ガブリエルの友人で一緒に帰還した兵士。
・ペイトン大尉・・・ ゲイリー・オールドマン
アメリカ軍海兵大尉。ガブリエルとの面談を行っている。
・ナタリー・ドラマー・・・ ケイト・マーラ
ガブリエルの妻。
・ジョナサン・ドラマー・・・ チャーリー・ショットウェル
ガブリエルの息子。「マン・ダウン」は父と息子の秘密の暗号。
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＊見たい映画がここにある＊
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＜あらすじ＞
アメリカ軍海兵隊員ガブリエル・ドラマーはアフガニスタンの戦場に赴任。想像以上に過酷な任務だったが、故郷で待つ妻ナタリーと息子ジョナサンを思い、自らを奮い立たせてきた。ようやくアメリカへの帰還が叶うが、ガブリエルが目にしたのは建物や橋が崩壊し住人たちも消えた変わり果てた故郷の姿だった。街に何が起きたのかわからないまま、一緒に帰還したデビンとともに家族の行方を探す。
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※本日は早速！ネタバレ含みますのでご注意ください。
これは、ネタバレなくしては語れない内容・・・なのでこれから楽しみにしている方は十分にご注意ください。
今回の映画のポイントは３つ！
＜アメリカの帰還兵の現状＞
・5人に1人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)
・20万人がホームレス
・1日に約22人の人間が自殺を図る
こちらの現状をちょっとづつ入れたストーリーになっております。
これは、ちょっとしたミステリーではなく国を守る兵士が使い捨てのようにされている現状に着目した映画です。心に深く残るお話です。
＊見たい映画がここにある＊
