本日ご紹介する映画は、ナチスの戦犯を祖父に持つ研究者と、ナチスの犠牲者を祖母に持つ助手の女性の関係を描いた物語になります。
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第29回東京国際映画祭東京グランプリ、WOWOW賞W受賞のヒューマンドラマ。
※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。
＊上映時間 ・・・ 126分
＊監督 ・・・ クリス・クラウス
＜キャスト＞
・トト ・・・ ラース・アイディンガー
ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者。
・ザジ ・・・ アデル・エネル
ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすためにホロコーストの研究に青春を捧げるインターンの女性。
・バルタザール ・・・ ヤン・ヨーゼフ・リーファース
トトの同僚だったが、精神が不安定なトトに変わり現場を仕切る上司になる。既婚者。
・ハンナ ・・・ ハンナー・ヘルツシュプルング
トトの妻。獣医。
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＜あらすじ＞
ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者トトと、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすためにホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆の二人だったが、同じ目標のためにアウシュビッツ会議を企画する。人付き合いが苦手なトトはフランスからやってきたザジに激しく反発するが、彼女の型破りなユーモアにいつの間にか生きる力をもらい、やがてお互いに自分にないものを求めあうように惹かれていく。しかし、二人の出会いは偶然ではなかった。ドイツ、ウィーン、ラトビアと過去を追いかける旅の途中で、ザジが隠していた驚くべき事実が明かされる。
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映画全体に監督クリス・クラウスのこだわりがあります!!
カレは自らホロコーストの調査をしていくうちにであった当時の被害者と加害者の孫たちに出会い話しを聞いた。この孫たちは決して心の痛みが消えたわけでもないが、明るい未来を見つめ歴史をジョークのように話している姿から今回の映画の構想が浮かんだとか・・・
過去にとらわれずに、今いる現実・そして希望にみちた明るい未来をみてほしい・・・という思いを愛と笑いで表現した映画なんですね～
非常にすばらしい映画なのかもしれませんが～監督の思いを理解せずに鑑賞した私には、理解に苦しむ難しい映画に感じました。
人付き合いが苦手で精神的にも不安定な主人公トトと感情の起伏が激しいインターンのザジ。。。一緒にいるだけで疲れそうなこの二人が恋に落ちるストーリーは理解できます!!しかし・・・
※以下ネタバレ含みますのでご理解の上お進みください!!
トトには家族がいます。獣医で妻のハンナと養女の一人娘。一見幸せそうな家族に見えるのですが～ハンナは夜な夜な他の男性と一夜を楽しみに行ってきます。それを見送る夫のトト!!コレには理由があるようなのですが～（この理由は映画でご覧くださいね☆）妻の相手もトトが一緒に選んでいるようで～時間も決めて行為をしているようです!!
ん～様々な家庭がある中でなんとも理解し難い家族模様ｗ
インターンでやってきた若い女性ザジもなんとも不思議なキャラクター!!え？？ソコ切れるところ？というシーンで怒ってみたりｗトトが部屋にいるのにトトの上司を部屋に入れてみたり（上司とは不倫関係なんですが～）
キャラクター全てが自由すぎて、少々引き気味に鑑賞しました。
コメディ感覚で鑑賞した方が後味スッキリかもしれませんね☆
