天才の製作過程を見続ける喜び・・・映画「ジャコメッティ 最後の肖像」

本日ご紹介する映画は、細長い彫刻が有名のスイス人の彫刻家「アルベルト・ジャコメッティ」とアメリカの小説家のお話になります。

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 *見たい映画がここにある*

アメリカ人作家ジェイムズ・ロードの回顧録ジャコメッティの肖像』を脚色して映画化。

*上映時間::::  90分

*日本公開日 ・・・ 2018年1月5日

*監督    ・・・ スタンリー・トゥッチ

キャスト

・アルベルト・ジャコメッティ・・・ジェフリー・ラッシュ

イタリア系スイス人の芸術家。

・ジェームズ・ロード・・・アーミー・ハマー

アメリカ人作家。ジャコメッティの個展が開かれているパリで旧友のジャコメッティと再会したことで肖像画を書いてもらうことになる。

・カロリーヌ・・・クレマンス・ポエジー

娼婦のアルベルトの愛人。

・ディエゴ・ジャコメッティ・・・ トニー・シャルーブ 

アルベルトの弟で助手の芸術家。

・アネット・アーム・・・シルヴィー・テステュー

アルベルトの妻。

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<あらすじ>  

1964年、アルベルト・ジャコメッティの個展が開かれているパリ。ジャコメッティから肖像画のモデルを依頼された友人で作家のジェイムズ・ロードは、「2日で描き上げる」との言葉を信じて、アメリカへの帰国を延期する。こうして、ジャコメッティの自宅兼アトリエで始まった肖像画の制作。ところが、「肖像画とは決して完成しないものだ」という不吉な言葉通り、苦悩を深めるばかりでジャコメッティの筆は進まない。帰国を焦るロードはいつ終わるかわからない作業に苛立ちながらも、天才芸術家の製作過程を生で見れる喜びを感じていた。

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 この映画の原作が映画主人公ジェイムズ・ロードの小説なんですね~。天才芸術家の製作過程に焦点をあてた物語になっております。

 同じ道を歩いていても人それぞれその道についての感想は違う。大半はありふれた道として何も考えずその場を通るとは思うが~アルベルト・ジャコメッティの見方は非常に繊細で一つ一つ芸術的観点で感じ取ることが出来る。これが想像力の豊かさというものだろうか?

 

 永遠に伝えられるすばらしい作品の誕生にはこんな裏の世界があるのか・・・と見ることの出来ない世界を見せてもらった気がする・・・そんな映画でした♪