世界が注目した誘拐事件!!映画「ゲティ家の身代金」

　本日ご紹介する映画は、1973年7月に発生した誘拐事件を創作を含め描いたお話になります。被害者は世界一の大富豪といわれたジャン・ポール・ゲティの孫。身代金の要求額も世界最高額と言われ1,700万ドル!!世界中がこの事件に注目した事件のひとつであります。

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＊見たい映画がここにある＊

破格の身代金を要求された実際の誘拐事件を「エイリアン」のリドリー・スコットが映画化。

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

＊上映時間　　：：：　　133分

＊日本公開日　・・・　2018年5月25日

＊監督　　　　・・・　リドリー・スコット

キャスト

・アビゲイル・ハリス（ゲイル）・・・ミシェル・ウィリアムズ

誘拐されたジョン・ポール・ゲティ3世の母親。夫とは既に離婚し女手ひとつで子供たちを育てている。誘拐事件をきっかけに義父であるジャン・ポール・ゲティの元を訪れるようになる。

・ジャン・ポール・ゲティ・・・クリストファー・プラマー

ゲティ・オイル社の社長であり世界一の大富豪。仕事ばかりで家庭を顧みない性格の為過去5回結婚している。世界一の大富豪ではあるが半面有名なケチでもある。

・フレッチャー・チェイス・・・マーク・ウォールバーグ

ジャン・ポール・ゲティが雇っている元CIAエージェント。

・ジョン・ポール・ゲティ3世（ポール）・・・チャーリー・プラマー

幼少時・・・チャーリー・ショットウェル

ジャン・ポール・ゲティの孫でゲイルの長男。幼少期は生まれたアメリカで育ったが、その後父がゲティ・オイルで働くことをきっかけにローマで過ごす。

・チンクアンタ・・・ロマン・デュリス

犯人グループのリーダー。ジョン・ポール・ゲティ3世（ポール）を世話していくうちにポールに情を持ち始める。

・オズワルド・ヒンジ・・・ティモシー・ハットン

ゲティの秘書。

・ジョン・ポール・ゲティ2世・・・アンドリュー・バカン

ポールの父であり、ジャン・ポール・ゲティの4番目の妻との子供。疎遠状態だったが仕事を求め再び父と連絡をとり家族を養うためにローマで父の仕事を手伝うことになるが、仕事のストレスからドラッグに手を染めドラッグ中毒になり妻ゲイルより慰謝料・養育費なしで子供の養育権放棄の条件をのみ離婚することになる。

・サヴェーリオ・マンモリーティ・・・マルコ・レオナルディ

地元マフィアの幹部でチンクアンタのボス。

・ラコヴォーニ・・・ジュゼッペ・ボニファティ

ゲイルの弁護士。

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＜あらすじ＞ 　

「世界中のすべての金を手にした」と言われた世界一の大富豪、石油王のジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが誘拐され、1700万ドルという破格の身代金を要求される。しかし、大富豪であり稀代の守銭奴でもあるゲティは、その支払いを拒否する。ポールの母ゲイルは離婚によりゲティ家を離れ、一般家庭の人間になっていた。彼女は息子のために誘拐犯だけでなく、ゲティとも戦うことになる。警察から狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、ゲイルは疲弊していく。一方、身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身が危なくなっていた。ゲティはそれでも頑なに身代金を支払おうとしない。ゲイルは愛する息子のため、一か八かの賭けに出る。

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　全て映画を鑑賞して感じたこと・・・この方は生涯「ビジネスマン」だったんだな～!!と・・

　映画はR指定があるとおりかなり目を覆いたくなるようなシーンがございます。

ポールを誘拐したマフィアグループは血も涙もない集団!!身代金が中々入ってこないことに怒りを覚えポールを耳を切り送りつけるシーンがあるのでご注意くださいませ。

　注目してもらいたい!!誘拐事件以外のゲティ伝説・・・

①　ホテルのランドリーサービスを嫌い（ランドリー代をケチるため）ホテル内の浴室で衣類を自分で洗っている。

②　来客の電話代が高いため、自宅内に公衆電話を設置した。

※他にも伝説がありますが～映画で描かれているゲティ伝説はこの２つだったので是非映画鑑賞中に見てみてください♪

　＜実際の情報との相違点!!＞

※以下一部ネタバレ含む内容がありますのでご注意ください。

①ジャン・ポール・ゲティに身代金を払うように頼み続けていたのは母ゲイルではなく父ジョン・ポール・ゲティ2世。

②ゲイルがゲティ・オイルを任されるように幹部から依頼があったようなシーンがありますが、実際にはゲティの4番目の妻との子（ジョン・ポール・ゲティ2世の弟）4男のゴードンが跡を継いでいる。

　他にも創作部分は多いとは思いますが～実際にこの事件について調べた相違点はこんな感じでしょうか？父は単なるドラッグ中毒患者で映画内では語られておりますが～実際には息子の為に頑張ったんですね♪