全てはこの世に生きるため・・・映画「ダラス・バイヤーズクラブ」

生存率が極めて少ない病気「HIV」年々患者数が増加傾向にある現在。

 自覚症状があらわれたときには既に末期状態・・・というかなり恐ろしい性病の一種です。  今回ご紹介する映画はまだHIVという病気がそこまで浸透していなかったころの時代に実際に起きたお話です。

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 *見たい映画がここにある*

自身のHIV感染を知った患者が無認可の薬やサプリメントの密輸・売買をした実話を基にしたドラマ。

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

*上映時間  :::  117分

*日本公開日 ・・・ 2014年2月22日

*監督    ・・・ ジャン=マルク・ヴァレ

キャスト

ロン・ウッドルーフ ・・・ マシュー・マコノヒー

電気技師の仕事をしながら、ドラッグにロデオの博打に激しい女遊びを楽しにながら生きている。

・イブ・サックス ・・・ ジェニファー・ガーナー

ロンの担当医。

レイヨン ・・・ ジャレッド・レト

イブの友人でエイズに効果があるといわれるAZTの治験者。トランスジェンダー

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<あらすじ>

1985年ダラス、電気技師でロデオ・カウボーイのロン・ウッドルーフは「エイズで余命30日」と宣告される。当時まだエイズは「ゲイ特有の病気」だと一般的には思い込まれており、無類の女好きであるロンは診断結果を信じようとしなかったが、詳しく調べるうち、異性との性交渉でも感染することを知る。当時のHIVの一般の知識は低く、「空気感染する!」などと信じられていたために、ロンがHIVになったことを知った友人や同僚は彼から離れてしまい、居場所を失っていく。  治療薬のAZTは、当時臨床試験が開始されたばかりだった。AZTの存在を知ったロンは主治医のイヴ・サックスに処方してくれと迫るが、イヴはわらにもすがりたい患者の思いを知りつつも、「安全性が確認されていない薬を処方することはできない」と突っぱねる。ロンはどうしてもその薬がほしく再度、医師を訪ねるも不在!たまたま清掃中の男性を捕まえ薬をもらうことに成功した。しかし、ロンは薬を大量に酒で飲んだために意識を失い、病院に運び込まれる。病院ではロンが不正にAZTを入手したことがバレ、薬の管理が厳重になってしまい、ロンは手に入れることが出来なくなってしまう。そこで再びたの清掃員に頼みこむがやはり回答は「NO!」しかし、その代わりにメキシコの医師を紹介され、メキシコまで旅立つことに!その医師から大量に薬を処方してもらい、すこしづつ処方することで自身の体の調子もよくなってきた事を自覚し、薬をHIVに苦しむ患者の為に違法で販売していく。

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 性にだらしなく自らの欲望の為に全力投球する男の話。 金・酒・麻薬・女・・・言ってしまえば自業自得とも感じる内容でしたが~

 余命わずかと宣告された主人公が死の淵にたったことで、人として成長していく彼の姿に心打たれます。

 結局当時「余命30日」と診断された彼も余命よりかなり長生きしたほうかとおもいますが、結局は完治はできない病気!もちろんHIVによってこの世を去ります・・・  

 いつ来てもおかしくない死の淵にたちながらも彼は多くの患者に夢と希望を与え続けた人であることは間違いありません。

 ただ・・・医師の診断ない薬の売買は本来はかなり危険な行為なので正直感心はできませんが・・・