突然ですが、「ロンリー・ハーツ・キラー事件」をご存じですか?別名「ハネムーン・キラー事件」
1940年代に発生した事件で、恋人募集欄「ロンリーハート・クラブ」で女性たちを物色して金を巻き上げる「結婚詐欺師」として生計を立てていたレイモンド・フェルナンデスと当時はレイモンドの獲物だった元看護士のマーサ・ベックによる連続殺人事件の事です。
今回ご紹介する映画は、当時その2人を追い続けた刑事エルマー・C・ロビンソンの孫である トッド・ロビンソンが脚本と監督を務めた映画になります。
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1940年代アメリカで起こった実話を元にしたクライム・サスペンス。
※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。
*上映時間 ::: 107分
*日本公開日 ・・・ 2007年11月10日
*監督 ・・・ トッド・ロビンソン
キャスト
・エルマー・C・ロビンソン・・・ ジョン・トラボルタ
数年前に妻が自殺したことで現場から退きデスクワークをしていたが、自殺した若い女性の死体を見た瞬間に事件のにおいを感じ取り現場復帰することになる。
・チャールズ・ヒルダーブランド ・・・ジェームズ・ガンドルフィーニ
ニューヨーク市警刑事、ロビンソンの相棒。
・レイモンド・フェルナンデス・・・ジャレッド・レト
結婚詐欺師。恋人募集欄「ロンリーハート・クラブ」で様々な金持ちの独身女性と文通を繰り返し金を巻き上げてる。
・マーサ・ベック・・・ サルマ・ハエック
看護師だったが、失業し失業届け出中の独身女性。「ロンリーハート・クラブ」を通じてレイモンドと出会うも、失業がバレ逃げられてしまうが、レイモンドの素性を悟り執拗に追い続けてレイモンドの詐欺にレイモンドの妹として協力していくことになる。
性欲と独占欲が非常に強く、その異常性にはレイモンドもドン引きしていたが、次第にレイモンドの心までコントロールするようになる。
・ライリー・・・ スコット・カーン
ニューヨーク市警殺人課刑事。
・ジャネット・ロング ・・・アリス・クリーグ
レイモンドとマーサの被害者。レイモンドと結婚式を兼ねた旅行に行ったまま消息不明になってしまう。
・レネ・フォーディー ・・・ローラ・ダーン
ロビンソンの同僚で隠れて交際中の女性。
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<あらすじ>
1951年3月8日、ニューヨークのシンシン刑務所で、凶悪殺人犯のレイ&マーサの死刑が執行されようとしていた。2人を逮捕したエルマー・C・ロビンソン刑事は、それを浮かない顔で見つめていた。レイモンド・フェルナンデスは新聞の恋人募集欄「ロンリーハート・クラブ」で標的を見つけては、戦争未亡人や独身の中年女性から財産を騙し取る結婚詐欺師だった。ある日マーサ・ベックに近づくが、彼女が裕福でないとわかると、ホテルに残して去る。しかしそこでミスを犯し窮地に陥った彼をマーサが救い、2人は強い絆で結ばれる。マーサはレイの妹と偽り、彼の詐欺に加担する。しかしやがて、マーサのレイに対する執着心はエスカレートしていく。2人は騙した相手から財産を奪い、殺害することでお互いの愛を確認するようになる。恋人がその妹と寝ているところを見たという遺書を残した、自殺と思われる女性の死体が発見される。司法解剖から、彼女は妊娠していたことが判明する。現場に駆けつけたロビンソンと相棒のチャールズ・ヒルダーブランド刑事は、犯罪の匂いを感じ、捜査を始める。ロビンソンは妻を自殺で失っていた。仕事に夢中で妻を顧みなかったことを後悔し、今は第一線を退いていた。しかし自殺女性と自分の妻を重ね合わせ、復帰を決意する。そして、次々と犯行を続けるレイとマーサを、ロビンソンが追いつめていく。
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脚本・監督がお孫さんだけあってロビンソン刑事の私生活も多く語られております。
物語のメインはもちろんこの2人‼レイモンド・フェルナンデス&マーサ・ベック‼
彼らの詳しい情報はこちらを是非♪
映画ではマーサ・ベックがものすごい美人に描かれておりますが~、実際の人物は肥満体だったとかwさすがのレイモンドも初対面では「こりゃw無いな‼」とも感じたほどだったとか。。。
ただ、出会てはいけない2人が出会い、罪のない人々を次々と殺害し逃亡を繰り返した事は真実かと思います。死刑執行の際にも被害者への謝罪を述べるどころかお互いへの愛を伝えこの世を去る。この2人こそ身勝手な殺人鬼どもです。
レイモンドがターゲットにする女性に対して嫉妬心むき出しに殺害するマーサ・ベック。その数およそ21人‼(実際に認めたのは4人だけだったと言うが・・・)ならなぜ結婚詐欺なんぞに協力するのかこの女性の行動が謎すぎる‼
もちろんマーサが全員殺したわけではないが、、、
実在事件を基に描かれた映画で結末まで描いていないものありますが、この映画は2人の死刑執行シーンまで描いております。
何十年・何百年たってもこの2人は鬼畜殺人鬼として永遠と名前を残していくのでしょうね~。