そこは地球上でもっとも足を踏み入れてはいけない場所だった!映画「ディアトロフ・インシデント」

 ディアトロフ峠事件に興味を示した若者が当時の様子を調査する姿を描いたホラー映画のご紹介。

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 *見たい映画がここにある*

1959年にヨーロッパとアジアの境界に位置するウラル山脈のディアトロフ峠で9人が怪死した“ディアトロフ峠事件”の真相を探る学生たちの姿を描いたミステリー。

*上映時間::::  100分

*日本公開日 ・・・ 2013年8月10日

*監督    ・・・ レニー・ハーリン

キャスト

・ホリー ・・・ ホリー・ゴス

大学で心理学を専攻し、「ディアトロフ峠事件における遭難被害者の心理の究明」の研究を行っている学生。

・ジェンセン ・・・ マット・ストーキー

ホリーと共に調査の為ディアトロフ峠にやってきた学生。

・J・P ・・・ ルーク・オルブライト

ホリーと共に調査の為ディアトロフ峠にやってきた学生。

・アンディ ・・・ ライアン・ホーリー

ホリーと共に調査の為ディアトロフ峠にやってきた学生。

デニーズ ・・・ ジェマ・アトキンソン

ホリーと共に調査の為ディアトロフ峠にやってきた学生。

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<あらすじ>  

1959年のソ連で、極寒のウラル山脈をスキーで越えようとした9人の登山グループが遭難する事件が発生。その後、遺体となって発見されたが、その不可解な状況から“ディアトロフ峠事件”と呼ばれることになる。発見された遺体のうち5体は、気温がマイナス30℃にも関わらずほぼ裸体で、そのうちいくつかは激しい外的損傷を受けていたのだ。数か月後にキャンプ地から離れた崖下で、雪中に埋もれた状態で発見された残り4体も、同じように何者かに襲われたような損傷を受けていた。驚くべきことに、中には舌が失われたものまであった。当時は、地元の原住民による他殺関与も疑われたが、周辺には登山隊の痕跡しか残っていなかった上に、犠牲者の着衣から高濃度の放射能が検出されるという不可解な証拠も発見。この他、現場付近で数か月間に渡ってオレンジ色をした謎の光源の目撃談が相次ぐなど、事件は完全に迷宮入り。政府から調査結果が公表されないままソ連は崩壊し、人々の記憶から“ディアトロフ峠事件”は風化されつつあった。そんなある日、アメリカの5人の学生が、この雪山での事件の真相を確かめようと、当時の関係者への取材を開始。やがて彼らは、“地球上で最も近づいてはならないエリア”と呼ばれるディアトロフ峠の現場へ辿り着く。

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 1959年に発生した実際の事件を調査する姿を描いたお話。

 

まず、簡単に実際に起きたディアトロフ峠事件について説明します。

 ディアトロフ峠事件とは、1959年2月2日の夜、当時のソ連ウラル山脈北部で雪山登山をしていた男女9人が不可解な死を遂げたことで知られる事件である。事件があった峠は一行のリーダーであったイーゴリ・ディアトロフの名前から、ディアトロフ峠と呼ばれるようになったそうです。

 不可解な死とは、遺体からは争った形跡が全く確認されてないのだが、2体に頭蓋骨骨折が見られ、別の2体は肋骨を損傷、1体は舌を失っていたとされ、 さらに何人かの犠牲者の衣服から、高い線量の放射性物質が検出された。

 様々な憶測が飛び交う中でこの事件は「自然の力」によるものと捜査を終了したようですが、実際には未解決の状態との事のようです。

 

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 このお話をご存じの方も多いとは思いますが、この映画では事件がメインで描かれていると思って鑑賞すると後悔する映画だと思った。

 

 確かに、この事件を描いてはおりますし、この事件の調査に向かう学生一行のドキュメンタリー映画のようにも感じます。

 実際に、ディアトロフ峠事件の捜査の中では「超常現象」「軍の秘密兵器実験」に関係するのでは⁇という憶測もされていたとかで、そのようなシーンもこの映画では登場してきます。(イエティの足跡とかねw)

 

 B級ホラーのような自分勝手な主人公とここ一番っていうときに消える映像(暗がりで音声のみのシーン)、「超常現象」「軍の秘密兵器実験」の関係するシーンなどがグダグダに描かれているだけの純粋なホラー映画だったのが非常に残念に感じる。

 暗がりに映る死体など目を覆いたくなるようなシーンも多々ございますよ~