フットボールと慢性外傷性脳症の関連を発見した医師の物語!!映画「コンカッション」
慢性外傷性脳症をご存知ですか?
慢性外傷性脳症とは脳への反復する傷害が原因となり、進行性の脳変性による脳症をきたすことをいい、生存中に発見することは難しく、死後の脳の病理学的検査でしか診断することができない。
接触することが多いスポーツなどで脳に外傷をうけてから数年~数十年たって、記憶力の低下、うつ症状など認知症に似たような症状が出てくる出てくる病気である。
本日ご紹介する映画は、フットボールの元人気選手を死亡解剖した1人の医師がこの病気を発見した実話に基づく物語。
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*見たい映画がここにある*
人種差別や偏見と闘いながら、巨大組織NFLに立ち向かった医師の実話をウィル・スミス主演で映画化。
*上映時間 ・・・ 122分
*日本公開日 ・・・ 2016年10月29日
*監督 ・・・ ピーター・ランデスマン
キャスト
・ベネット・オマル医師 ・・・ ウィル・スミス
真面目で誠実な解剖医。
・ジュリアン・バイレス医師 ・・・ アレック・ボールドウィン
自殺したマイク・ウェブスターが所属していたアメリカンフットボールチームのチームドクターでマイクの友人。
・シリル・ウチェット医師 ・・・ アルバート・ブルックス
オマルの上司でありカレを高く評価している良き理解者。
・プレマ・ムティソ ・・・ ググ・バサ=ロー
牧師の紹介でオマルに世話になることになった女性。その後恋に落ちオマルと結婚することになる。
・マイク・ウェブスター・・・ デヴィッド・モース
アメリカンフットボールのプロリーグNFLを引退した元スティーラーズの花形選手。引退後物忘れが悪化し車の中でホームレス生活を送っている。
オマル医師の調査に協力してくている神経科医。
・デイヴ・デュアソン・・・ アドウェール・アキノエ=アグバエ
元アメリカンフットボール選手で現在はNFLの役員。
・アンドレ・ウォーターズ・・・ リチャード・T・ジョーンズ
デュアソンと同じチームに所属していた元アメリカンフットボール選手。頭痛などの症状に悩み、自殺している。
・ジャスティン・ストルゼルチャイク・・・ マシュー・ウィリグ
元アメリカンフットボール選手で変な声に悩まされ車の衝突事故を起こし他界する。
・キアーナ・ストルゼルチャイク ・・・ ビッツィー・トゥロック
ジャスティンの妻。
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<あらすじ>
ナイジェリアからアメリカに夢を抱いてやってきた移民のベネット・オマルは、検死官も務める真面目で誠実な医師。2005年、アメリカンフットボールのプロリーグNFLを引退した元スティーラーズの花形選手マイク・ウェブスターが変死する事件が発生。その遺体解剖に携わったオマルは、頭部への激しいタックルが原因となる脳の病気“CTE(=慢性外傷性脳症)” を発見する。これに基づき、独自の論文を発表したものの、,熱狂的ファンを持つ国民的スポーツにメスに入れたその内容をNFLは全面否定。絶大な権力で、オマルとその周辺に圧力をかけていく。さらに、全米のアメフトファンもオマルを敵視。孤立無援の中、人種差別や偏見と闘いながら、一歩も譲らずに真実を求めてNFLに立ち向かうオマルに大きな壁が待っていた。
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ウィル・スミスの演じる真面目なキャラクターは新鮮でした♪♪
実際のオマル医師は結構小柄な感じの方なんですね~
巨大組織を相手に真実を世間に公表すべく立ち上がった実在の医師!回想などのシーンもなくストーリーもわかりやすく122分があっという間に過ぎるほど映画の世界に入れる内容です。
以前ご紹介した大手企業を相手に内部告発した映画「インサイダー」
実話に対して脚色しているのかわかりませんが~今回の映画共々共通しているのは、大企業から脅しをうけ真実を強引にねじ伏せていくこと・・・
この世にこのように強引にねじ伏せられている世間に公表されてない真実って恐らく山ほどあるんだろうな・・・と、この映画は考え深いものに感じる。