決めるのは私ではない‼国民だ。映画「ヒトラーに屈しなかった国王」

 本日ご紹介する映画は、ナチス・ドイツ軍がノルウェー侵略が起きる前日から3日間を描いたお話になります。

 ドイツ軍からの降伏要求を当時の国王ホーコン7世が正式に拒否したお話がメインです。

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 *見たい映画がここにある*

第二次世界大戦時、ナチス・ドイツ軍の侵攻に激しく抵抗したノルウェー国王ホーコン7世を描いた歴史ドラマ。

*上映時間  :::  136分

*日本公開日 ・・・ 2017年12月16日

*監督    ・・・ エリック・ポッペ

キャスト

ホーコン7世・・・ イェスパー・クリステンセン 

デンマーク国王とノルウェー国王の娘の次男として生まれる。後に大叔父であるノルウェー国王オスカー2世に代わりノルウェー国王として1905年に在位し国を守って生きた。

・オラフ・・・ アンドレス・バースモ・クリスティアンセン

国王の息子。王太子

・クルト・ブロイアー・・・カール・マルコヴィックス 

ノルウェー・ドイツ公使。

・アンネリーゼ・ブロイアー・・・ カタリーナ・シュットラー 

ドイツ公使夫人。

・マッタ・・・ トゥヴァ・ノヴォトニー

王太子妃。スウェーデンの王族出身。

・ダイアナ・ミュラー・・・ユリアーネ・ケーラー

ドイツ公使館秘書。

・フレドリク・セーベル・・・ アルトゥル・ハカラフティ

ドイツ語を話せる少年兵。

・ペーデル・ヴェーデル・ヤールスバーグ・・・ スヴェイン・ティンドベルグ

ノルウェー宮内大臣

・ハルヴダン・コート・・・ケティル・ホーグ

ノルウェー外務大臣

・ ヨハン・ニュゴールスボル・・・ ゲラルド・ペッテルセン

ノルウェー首相。

・ C・J・ハンブロ・・・ ヤン・フロスタッド

ノルウェー 国会議長。

・ビルゲル・エリクセン大佐・・・ エリック・ヒヴュ

ノルウェー軍将校。

・ラグンヒル・・・ソフィー・ファルクゴール

王太子の長女。

・ アストリッド・・・ イングリッド・ロス・ラフテモ

王太子の次女。

・ ハーラル・・・ マグヌス・ケーティルソン・ドビー

王太子の長男。

・ ブリニャル・ハンメル・・・ ロルフ・クリスチャン・ラーセン

セーベルの上官。

・ハートヴィッヒ・ポールマン中佐・・・ アンドレアス・ルスト

ドイツ軍将校。

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<あらすじ>

ナチスに降伏を迫られた国王が“選択”した決断とはー。 1940年4月9日、ノルウェーの湾内に侵入したドイツのブリュッヒャー重巡洋艦ノルウェー軍が砲撃し撃沈。しかしナチス・ドイツ軍は続いてノルウェーの首都オスロに侵攻。ドイツ軍の攻撃に交戦するノルウェー軍だったが、圧倒的な軍事力によって、主要な都市は相次いで占領される。降伏を求めるドイツ軍に対しノルウェー政府はそれを拒否し、ノルウェー国王のホーコン7世は、政府閣僚とともにオスロを離れる。一方、ヒトラーの命を受けたドイツ公使は、ノルウェー政府に国王との謁見の場を設けるように、最後通告をつきつける。翌日、ドイツ公使と対峙した国王は、ナチス・ドイツに従うか、国を離れて抵抗を続けるか、家族のため、国民のため、国の運命を左右する究極の選択を迫られるー。北欧の小国ながらナチス・ドイツに最も抵抗し続けたノルウェーにとって、歴史に残る重大な決断を下した国王ホーコン7世の運命の3日間を描く。

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 ノルウェーの映画って初めて鑑賞しました。この映画は今までみた戦争映画の中でもダントツに素晴らしい映画です。

 どの戦争映画も相手国の冷酷な部分をこれでもか‼ってくらいに描いているものが多いですが、この映画は決してそうではなかった。

ドイツ軍の攻撃的な部分以外にも、ドイツ軍公使がお互いの国の為にノルウェーとの絆を深めようと努力するシーンもしっかり描かれている。

 ノルウェー国にとってもホーコン7世の弱い部分、ホーコン7世の息子オーラヴ5世(オラフ)の弱い部分もしっかり描いている。

 

 戦争映画の中でもここまでお互いの人間としての心を見事に描いたお話は少ないのではないでしょうか。

 戦争映画が苦手な方でも是非ともみてほしい‼本当におススメの映画です。