信仰の自由に疑問を感じる映画「ヘンリー・プールはここにいる ~壁の神様~」

 キリスト教にまつわる映画をいくつか紹介しておりましたが、本日ご紹介する映画もそんなキリスト教に関するヒューマンドラマ。

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 *見たい映画がここにある*

『モーテル』のルーク・ウィルソン主演で贈るコメディドラマ。

*上映時間::::  99分

*監督    ・・・ マーク・ペリントン

キャスト

・ヘンリー・プール ・・・ルーク・ウィルソン 

 閑静な住宅街に引っ越してきた男性。

・ドーン ・・・ラダ・ミッチェル 

ヘンリーの隣に住んでいるシングルマザー。

エスペランザ ・・・アドリアナ・バラッザ 

ヘンリーの隣に住む世話焼きの叔母さん。

サラザール神父 ・・・ジョージ・ロペス 

エスペランザがつれてきた神父。

・ミリー・・・ モーガン・リリー 

ドーンの娘。ある事が原因で言葉を話さなくなり、人との会話を録音するようになった。

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<あらすじ>  

閑静な住宅街に引っ越して来たヘンリーは、新居の壁に奇妙な形のシミを発見。隣人たちはそれを神様の姿が浮き出たものだと騒ぎ出し、噂は一気に人々の間で広まっていく。

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 コメディ映画としてのジャンルのようですが、コメディ感はあまり感じられなかった映画です。

 ヘンリーが購入した新居は塗装が剥げており不動産の担当者が業者を頼んで塗りなおしてもらうのですが、これがまた下手。ある日隣の家に住む世話焼きのエスペランザ がやってきて「この家の壁にイエス様の顔が出てきている」と言い出し、神父を呼びみてもらうことに、その後その壁に血が出てきたり、壁を触ってお祈りしたものの病を治すなどの奇跡が続き人が集まりはじめてくる。。。。そんなお話です。

 

 このエスペランザ‼なかなかの強者で、一度こう!と思ったら引き下がらないw

壁に神の顔が出てきたからと言ってもあくまでも他人の家であり、所有者も「迷惑だ‼」と言っているのにも関わらず神父を呼ぶし、様々な方々に声掛けしている始末。

 

 このような映画によくある台詞に、「神を信じているのか?」と問うくシーンが多いです。他の映画でそこまで疑問には感じなかったのですが、エスペランザの信仰を押し付けてくる事に理解できなかった。「信仰の自由」という言葉が彼女の宗教にはない設定なのか?

(不法侵入で迷惑行為しか見えない・・・)

 

 今回の映画は特にこのエスペランザの言動がひどすぎて、ヘンリーの引っ越してきた理由、ドーン親子の問題、ヘンリーとドーンとのロマンス・・・等様々描かれているのですが、全く入り込めず、非常に残念な映画と思った。

  おそらく私が無宗教であるのと、プライバシーを尊重しているからこそ、そのように感じてしまうのかもしれない。