1980年5月9日アメリカのカリフォルニア州ノーコーで実際に起こったアメリカ史上最も凶悪と言われる銃撃戦を描いたテレビ映画です。
映画用に創作部分もありますので、実際の事件の詳細などは最後の方に記載します。
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米国警察史上もっとも凶悪とされる実話を、『スナイパー』のカリ・スコグランド監督が映画化したクライムアクション。
*上映時間 ::: 87分
*監督 ・・・カリ・スコグランド
キャスト
・ジョージ・スミス・・・デビッド・キュービット
銀行強盗団のリーダー。
・トニー・・・ジェイソン・ゲドリック
リバーサイド郡保安官代理。
・ビリー・・・ブレンダン・フレッチャー
銀行強盗団のメンバーの若者。
・マニー・・・ヴィンセントゲイル
ジョージの友人で銀行強盗団のメンバー。ビリーの兄。
銀行強盗団のメンバー。
・ロイ・・・エミー・アネケ
リバーサイド郡保安官代理。
・アンジェラ・・・クリスティン・リーマン
リバーサイド郡保安官代理。ロイとは恋仲の関係。
・アンバー ・・・ キャサリン・イザベル
ビリーの恋人
・ラウロ代理 ・・・ ラウロ・デビッド・チャートランド・デルバレ
最近子供が生まれたばかりの保安官代理。
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<あらすじ>
カリフォルニア州の穏やかな町で、警官として過ごすトニー。LAでは銃は腕利きであったが、ある事件で焼きついた心の傷から逃れるようにして、ここへ行く任任してきた。ところが、町の静寂を破る凶悪な銀行襲撃事件が勃発。容疑者は "自由の革命"を唱える4人の過激派集団。33台のパトカーとヘリが出動する中、トニーも執拗な追跡に加わる。いま、壮絶なカーチェイスと銃撃戦が幕を開けた!!
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映画の内容はあらすじどおりになります。
<実際の事件>
1980年5月9日午後、4人組の武装集団が銀行に侵入し現金を奪って逃走しました。
実行犯4名、銀行外で監視する人が1名で計5名。
武装集団が入っていくのを見ていた向かい側の銀行員からの通報で地元の保安官・警察が出動し、銀行前で銃撃戦となり容疑者の1人が死亡し、保安官1人が負傷した。残った4名の容疑者は、警察との激しい銃撃戦を繰り返しながら逃走を続けたが、長くは続かず4名のうち1人は射殺され、残る3名は逮捕されたとの事です。
銃撃戦の被害者:容疑者2人、保安官1人(死亡)、11人が負傷。
出動組織:リバーサイド郡保安官、サンバーナーディーノ郡保安官局、カリフォルニアハイウェイパトロール、ロサンゼルス郡保安官局 SWAT
※ 出動したパトカーとヘリコプター合計33台。
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映画では実行犯3名、警備1名の計4名で描かれております。(実際には5名みたいですね~)
実行犯リーダーは住宅ローンを申し込みにいき銀行で断られ、銀行強盗を計画するほどお金に困っていたようですが、警察をはるかに上回る数の銃の購入資金はどこから出たのか⁇その部分は描かれていなかったようですね~。
また、映画では職員が無音警報装置をならし通報したように描かれておりますが、当時はそんなセキュリティシステムがなかったので実際には、上記に記載のとおりに向かい側の銀行員の方が通報してくれたようですね~。
非常に大きな銃撃戦ですが、地元住民たちに被害者がいなくて本当に良かったですね~。この事件の被害者になってしまった保安官代理はこの町の英雄として称えられ、事件が起きたノーコーのある通りをその保安官の名前にちなみ「エヴァンス・ドライブ」と名付けられたようです。
銃社会アメリカならではの事件ですが、映画としてではなく実話ともなるとアクション映画風には鑑賞できなかったが、それ以上に興味深い映画であったことは間違いないです。
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