エニグマの解読に成功した天才数学者の隠された秘密とは?映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

本日は第二次世界大戦で活躍した人物を描いた映画のご紹介♪

ドイツ軍が誇る優秀な暗号機「エニグマ」‼前回ご紹介した映画ではこのエニグマ奪還を狙った作戦を描いたU-571のストーリーでした。

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本日ご紹介する映画は数字に関しては右に出るものがいないイギリスの天才数学者がこの「エニグマ」の解読する解読機を発明。後に現代で広く使われることになる「コンピューター」の先駆けともいわれる装置を開発したとして有名な人物の物語であります。

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第二次大戦時、ドイツ軍の誇る暗号エニグマに挑んだイギリスの天才数学者の運命を描くドラマ。

*上映時間  ・・・ 114分

*日本公開日 ・・・ 2015年3月13日

*監督    ・・・ モーテン・ティルダムア

キャスト

アラン・チューリング ・・・ ベネディクト・カンバーバッチ

エニグマ解読チームに参加することになる27歳の天才数学者。

・ジョーン・クラーク ・・・ キーラ・ナイトレイ

チューリングの出した難問に見事に正解し、暗号解読チームに参加することになるケンブリッジ大学の卒業生。

・ヒュー・アレグザンダー ・・・ マシュー・グッド

エニグマ解読チームに参加することになる暗号解読者。チームの中でもリーダー的存在。

・ロバート・ノック刑事 ・・・ ロリー・キニア

チューリング家の空き巣事件を担当する刑事。

・ジョン・ケアンクロス・・・ アレン・リーチ

エニグマ解読チームのメンバー。

・ピーター・ヒルトン・・・ マシュー・ビアード

エニグマ解読チームメンバー。

・アラステア・デニストン中佐 ・・・ チャールズ・ダンス

エニグマ解読チームの指揮をとるイギリス海軍中佐。

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<あらすじ>

 1939年、英国がヒトラー率いるドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まる。ケンブリッジ大学特別研究員で、27歳の天才数学者アラン・チューリングは、英国政府ために独軍の誇る難攻不落の暗号エニグマ解読に挑むことになる。英国海軍のデニストン中佐は6人の精鋭を解読チームとしてブレッチリー・パークに集めるが、チューリングは一人で仕事をしたいと訴える。MI6のスチュアート・ミンギスはチーム一丸となることを求めるが、チューリングにとって暗号解読は自分の能力を試すゲームに過ぎなかった。リーダーのヒュー・アレグザンダーのもと奇襲作戦やUボート情報の暗号文を分析するチームを尻目に、チューリングは一人でマシンを作り始める。製作費を却下されると、チャーチル首相に手紙で直訴し、首相から責任者に任命される。そして、二人の同僚を「無能だ」とクビにしてしまう。子供の頃から孤立し、唯一の親友とも悲しい別れをしたチューリングには、他人との交流など不要だった。1940年、解読は一向に進まず、メンバーの苛立ちはチューリングに向けられる。そんな中、目的を伏せた試験でチューリングより早くクロスワードパズルを解いてチームに加わったジョーン・クラークが、チューリングの心を少しずつ開いていく。マシンに見切りをつけた中佐にクビを宣告されたときも、仲間が助けてくれた。中佐から1カ月の猶予を引き出したチームは、遂にエニグマを解読する。しかし、解読したことが敵にばれれば、エニグマの構造を変えられてしまう。ヒトラーから世界を救うため、チューリングとMI6は新たな極秘作戦を計画する。それはチューリングの人生、仲間との絆をも危険に晒し、さらにソ連スパイ疑惑まで向けられる。

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  メインはもちろん「エニグマ」暗号解読にまつわるお話。

その解読装置を開発しながらも主人公アラン・チューリングの心を閉ざす理由などが明らかになっていきます。

 

 お国の為にここまで成果をだしたのに細かいことは目をつむってあげればいいのいに・・・と現代では思ってしまいますが女性解放運動でもイギリスはかなり苦労された過去がありますので時代が時代だけに難しかったんでしょうね。

 

 ※以下ネタバレ含みますのでご注意ください。

 

 この映画を通じてアラン・チューリングを知った私でした。

 今回心に深く伝わったのがアラン・チューリングの心でした。彼は幼少期に彼に暗愚解読を教えてくれた唯一の友人に友達以上の感情をいだいていた。

彼は同性愛者だったのです。芸術家など天才には多いので今のご時世でその事実を知っても驚きはしないのですが、この当時のイギリスは同性愛は犯罪だったようで、彼はその事実を隠しチームに参加したジョーン・クラークと親しくなっていくが、諸々あって彼女にその事実が薄々伝わり友人として長い付き合いをする関係になっていくんです。

 

 任務終了後自宅に空き巣が入った事が原因で調査されていくうちに同性愛者であることが発覚してしまう。その後彼は性欲を抑える為に辛いホルモン治療をさせられることになり、すべての苦痛から逃れるために41歳という若さで自ら人生を終わらせてしまう。

 

 現代ではなくてはならないコンピューターや電子計算機の生みの親でもあるアラン・チューリングの天才ゆえの苦悩が描かれている映画です。

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