ホロコーストを巡る法廷論争の末路は⁇映画「否定と肯定」

 ナチス軍がユダヤ人などに対して組織的に行った絶滅政策(大量虐殺)を指すホロコーストを巡る実際の裁判を描いた映画をご紹介します。

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ホロコーストを巡る実際の裁判に基づく法廷ドラマ。

*上映時間 :::: 107分

*日本公開日 ・・・ 2017年12月8日

*監督    ・・・ ミック・ジャクソン

キャスト

デボラ・E・リップシュタット・・・ レイチェル・ワイズ

ユダヤ人女性の歴史学者で大学教授。

・リチャード・ランプトン・・・ トム・ウィルキンソン

リップシュタットが依頼した法廷弁護士。

・デイヴィッド・アーヴィング ・・・ ティモシー・スポール

ホロコースト否定論を主張しているイギリスの歴史学者

・アンソニー・ジュリアス・・・ アンドリュー・スコット

ダイアナ妃の弁護人を務めていた事務弁護士。

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<あらすじ>

1994年、アメリカのジョージア州アトランタにあるエモリー大学で、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットが講演を行っていた。彼女はイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”の主張を看過できず、自著『ホロコーストの真実』で真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込み、名誉毀損で提訴する。訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦うことになったリップシュタットは、“ホロコースト否定論”を崩さなければならない。彼女のために英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査など、歴史の真実の追求が始まる。2000年1月、多くのマスコミが注目するなか、王立裁判所で始まった歴史的裁判の行方は?

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 このような映画を鑑賞していく中で常に問いたいのは、ネオナチ集団の考えていること。。。

 

 ごういう思いでナチス軍を崇拝しているのかが毎回疑問のまま終わってしまいます。今回の映画の主役であるイギリスの歴史学者であるデイヴィッド・アーヴィングはネオナチではないとは思いますが、簡単にばれるような嘘をつき続けながら自らアメリカの歴史学者を訴える変わり者wそんなデイヴィッド・アーヴィングを支持しているのが裁判所前で待機しているネオナチ集団‼こればかりが気になってしょうがなかった。

 

 この映画のメインはホロコーストは実在したのか?なんですが、イギリスの弁護士リチャード・ランプトンはじめ弁護士チームの凄さに全てを持っていかれた映画でもあります。

 

 ※以下ネタバレ含みますのでどうぞご注意ください‼

 実話に基づくお話なのでウィキペディアで検索すればすぐにわかってしまう結末ではあります。

 

 細かい内容は省き結果になりますが、デボラ・E・リップシュタットを訴えたデイヴィッド・アーヴィングはあっさり敗訴となりますが、デイヴィッド・アーヴィングはその後どうなったのか⁇彼は訴えたデボラとペンギンブックスに200万ポンド(約2億8,000万円)の支払い命令を受け、結果破産。。。それでも懲りないデイヴィッド・アーヴィングは他国でホロコースト否定論を含めた演説を行い逮捕され、その後は不明なのでつくづくお騒がせ人物だったんでしょうね~。

 そんなデイヴィッド・アーヴィングを演じたティモシー・スポールの演技も非常に素晴らしかった♪♪

 スッキリ法廷劇といっても過言ではない作品です。

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