爆弾テロ事件をきっかけに強い精神を身に着けていく被害者を描いた物語・・・映画「ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~」

 2013年4月15日アメリカの3大市民マラソンのひとつ「ボストンマラソン」で爆弾テロ事件が発生した。この事件の負傷者282名+死亡者3名もの被害者を出している。

以前、ボストンマラソンテロ事件発生から犯人逮捕に至るまでの経緯を描いたお話「パトリオット・デイ」をご紹介しております。

naturalperson.hatenablog.jp

本日はその爆弾テロの被害者で犯人の目撃者である1人の男性とその家族を描いた物語です。

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2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロの被害者の実話を基にジェイク・ギレンホール主演で映画化。

※本作品は「PG12」指定作品です。保護者の配慮が必要です。

*上映時間  ・・・ 118分

*日本公開日 ・・・ 2018年5月11日

*監督    ・・・ デヴィッド・ゴードン・グリーン

キャスト

・ジェフ・ボーマン・・・ ジェイク・ジレンホー

元カノが出場するボストンマラソンで復縁を願ってゴールで待ち受けていたら爆弾テロに巻き込まれ両足を失った男。

・エリン・ハーリー ・・・ タチアナ・マスラニ

ジェフの元カノ、自分の応援でテロに巻き込まれた事を知りジェフを支え続けることになる。

・パティ・ボーマン ・・・ ミランダ・リチャードソン

ジェフの母。ジェフの事を心から愛しているがいつも裏目にでてしまう。アルコールが大好きで常に二日酔い。

・ジェフ・ボーマン・シニア・・・ クランシー・ブラウン

ジェフの父。パティとジェフとは離れて暮らしている。

・カルロス・・・ カルロス・サンス

事件の際、意識を失うジェフを助け出した男性。

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<あらすじ>

 ジェフは元恋人とよりを戻すため、彼女が出場するマラソン会場へ向かう。しかし、そこで爆破テロが起こり、ジェフは両足を失ってしまう。犯人の目撃者となったジェフは、ヒーローとしてたたえられながらも、肉体を失った悲しみや、これまでの未熟な自分とのギャップにもがき、苦悩する。

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 無差別テロとは本当に恐ろしいものです。今回はこの事件は序盤に出てくるくらいであとは被害者であるジェフ・ボーマンが力強く生きていく姿がメインで描かれております。

 

 事件の詳細はこの映画よりも「パトリオット・デイ」をご覧になられた方がいいですね♪

ボストンマラソン爆弾テロ事件から犯人逮捕までを描いた映画「パトリオット・デイ」 - qwert2828のブログ

 

 犯人の目撃者だったことから警察に協力し早くに犯人を逮捕することができたことで一躍英雄になり退院後もその英雄扱いは続いていた。事件により両足を失い、人の手を借りないと生活が難しく時々やってくる事件のフラッシュバックに悩まされ苦しい日々を送っていたが、元彼女であるエリンやジェフの母親、事件の際に命を救ってくれたカルロスの存在が彼に生きる喜びを与えてくれるようになる。

 

 ジェフもそうですが、なんといってもエリンの存在が大きい‼ジェフの為に仕事を辞め、苦手なジェフの母親パティと3人の同居生活をしながらジェフを支え続け、パティからは嫌味ばかり言われ、情緒不安定なジェフから八つ当たりされながらも頑張る姿は心打たれます。

 事件がなければ足を失うことも辛い思いをすることもなかったが、事件があったからこそ足を失ってもテロリストに屈しない強い精神力が身に付き多くの人々へ励ますことが出来た。

過去ではなく未来だけみて歩くことの大事さを教えられ、勇気と感動をもらった映画です。

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