本日ご紹介の映画は、1人の女性の運命を悲劇ものと喜劇ものに描いたラブ・ストーリーです。
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ヒロイン、メリンダの二手に分かれた運命が交互に語られていくラブ・ストーリー。
*上映時間 ・・・ 99分
*日本公開日 ・・・ 2005年6月25日
*監督 ・・・ ウディ・アレン
キャスト
・メリンダ ・・・ラダ・ミッチェル
悲劇vr.→ローレルの親友で精神状態が不安定な女性。突如ローレルの家にやってきて性生活が安定するまで居候させてもらうことになる。
喜劇vr.→ボビーとスーザン夫婦が住むアパートの下の階で暮らしている女性。パーティー中に睡眠薬を飲みすぎて助けを求めにやってくる。
・ローレル・・・ クロエ・セヴィニー
メリンダの親友でピアノ教師。俳優の夫と二人暮らし。
・リー ・・・ジョニー・リー・ミラー
ローレルの夫で俳優。ローレルの仕事中に女を連れ込むなど浮気癖がある。
・ホビー・・・ ウィル・フェレル
メリンダと同じアパートに暮らしている売れない俳優。温厚な性格。
・エリス ・・・キウェテル・イジョフォー
ローレルとメリンダが参加したパーティーにきていたピアニスト。メリンダが一目惚れし恋人同士に発展していく。
・スーザン・・・ アマンダ・ピート
ボビーの妻で映画監督。
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<あらすじ>
「人生は悲劇か、喜劇か?」。マンハッタンの劇作家たちは、同じ状況設定からまったく別の方向へ展開するふたつのストーリーを編み出すゲームを始める。舞台はもちろんニューヨーク。
「悲劇のヒロイン篇」・・・晩秋のニューヨーク。俳優のリーと音楽教師のローレル夫妻主催のパーティ会場に、突然メリンダが現れた。メリンダはローレルの学生時代の親友で、裕福な医者と結婚し、二人の子供にも恵まれ、幸せな家庭生活を営んでいるはずだった。が、なんと彼女は写真家と浮気したあげく、自殺未遂を図って精神病院に収容されていたという。長距離バスに乗ってはるばるニューヨークまでやってきたのだ。メリンダがしばらく家に同居すると聞いて、リーは明らかに迷惑顔。ローレルは、メリンダが立ち直るのをそっと見守っていくつもりだった。転機は意外と早く訪れる。メリンダはピアニストのエリスと出会い、本気の恋に落ちていく。
「ハッピー・ヒロイン篇」・・・失業中の俳優ホビーと映画監督の妻スーザンは、自宅アパートでパーティを開いていた。そこに、睡眠薬を飲みすぎたメリンダが転がり込んでいる。落ち着きを取り戻したメリンダは、医者の夫と別れ、ニューヨークに出てくるまでの身の上話を披露して、その晩のパーティを大いに盛り上げる。スーザンはスポンサーの妻ジェニファーから、メリンダに紹介したい独身の歯科医がいると聞き、さっそくお膳立てをする。その歯科医グレッグは、ベントレーのスポーツ・カーを乗り回すハンサムな大金持ちだった。しかしホビーはいつしかメリンダに恋心を抱くようになり、妻との間で悩み始める。
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この映画は、劇作家たちが1人の女性の恋の運命を喜劇風と悲劇風に語りながら物語がスタートしていく、劇作家たちの空想の話なので両方とも綺麗なエンディングはない。
悲劇ものは、自身の過去も理解してくれる素敵な男性に出会い恋に落ちていくストーリーで、喜劇ものは、愛されるストーリー・・・
ウディ・アレン監督作って人間の心理を表現するのがうまいのと、キャスティングが毎回素晴らしい‼
メリンダ演じるラダ・ミッチェル も素晴らしかったな~♪
人生って悲劇でも喜劇でもなく、ひとつの出来事を不運だと思い込んでしまうとそれは悲劇にすぎないが、それを幸運だと思えば喜劇のように展開していく。同じラブ・ストーリーでも自身がそのように思うか思わないかで自分の人生が大きく左右していく・・・と劇作家集団に教わった気がした映画です♪
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