家族だからわかること、家族だからわからないこと・・・映画「ツリー・オブ・ライフ」

 本日ご紹介の映画はある一家をメインにしながら様々な生命体のサイクルされた生き方について描く物語です。

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1950年代のテキサスを舞台に、厳格な父と優しい母との間で葛藤しながら成長した男の40年に渡る家族の物語を描く。

*上映時間  ::: 138分

*日本公開日 ・・・ 2011年8月12日

*監督    ・・・ テレンス・マリック

キャスト

・オブライエン・・・ ブラッド・ピット

ピアニストを目指していたが叶わず家計を支える為に工場で働く一家の主。自身の失敗から息子たちには同じことを繰り返してほしくない思いから厳しく育てている。

・オブライエン夫人・・・ ジェシカ・チャステイン

自然を愛し子供たちに対しても優しい心で包み込む一家の母親。夫の子育ての仕方に不満をもっているが子供たちの前では反抗できず、子供たちのいない時には夫婦喧嘩が絶えない。

・ジャック・・・ ハンター・マクラケン

一家の長男。父への不満から少しづつ反抗的な子になってく。

・R.L.・・・ ララミー・エップラー

ジャックの弟。母親似で優しい性格の持ち主だが時々父に対して反抗的な態度にでることもある。

・スティーヴ・・・ タイ・シェリダン

ジャックとR.L.の弟。いつも兄たちにくっついて行動している。

・ジャック・オブライエン ・・・ ショーン・ペン

大人になったジャック。父の期待通りに実業家と成功し多忙な日々を送っている。

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<あらすじ>

ジャック・オブライエンは実業家として成功していたが、人生の岐路に立つ。そして深い喪失感のなか、少年時代を回想する。1950年代半ばの中央テキサスの小さな田舎町で、幸せな結婚生活を送るオブライエン夫妻とジャック、2人の弟たち。一見平穏に見える家庭だったが、ジャックにとって心安らぐ場ではなかった。社会的な成功と富を求める父は、力こそがすべてだと考える厳格な男で、母は自然を愛で、慈愛に満ちた心で子供たちを包み込む優しい女だった。11歳のジャックはそんな両親の狭間で2つに引き裂かれ、葛藤していた。父に反感を抱きながら、父に似た成功への渇望や力への衝動を感じ、暗黒の淵に囚われそうになるジャック。そんな彼を光のさす場所にとどめたのはなんだったのか、数十年の時間を経て思いを巡らすとき、すべてを乗り越えつながり続ける家族の姿に、過去から未来へと受け継がれる生命の連鎖を見出す。

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 厳格な父に育てられ息も詰まる生活を送る日々の中で父を恨むようになっていく長男。父の死を望みながらも成長していく過程の中で気づく「俺は兄弟の中で一番父親に似ている‼」ということ。

 大人になっていく過程の中で両親に反抗的になるのだが、結局大人になると自分が「父」であり「母」に性格が似ている事に気付くことってありますよね~。今回の映画がそんな感じにうけました。

 

 静かで淡々をしており、前半なんて大自然の様々な生命体を音楽に合わせ登場するシーンが続き、途中でなんの映画見ているかわからなくなり、物語としてのストーリー重視の方にはおススメできない作品に感じた。

 

 鑑賞後は全く意味がわからなかったが、後からジワジワ良さが伝わってきたおススメ作品。

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