本日ご紹介の映画は、ウォーターゲート事件でお馴染みの第37代合衆国大統領リチャード・ミルハウス・ニクソンの激動と波瀾に満ちた伝記映画です。
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第37代合衆国大統領リチャード・ミルハウス・ニクソンの激動と波瀾に満ちた生涯を描いた大作。
＊上映時間 ：：： 191分
＊日本公開日 ・・・ 1996年2月24日
＊監督 ・・・ オリヴァー・ストーン
キャスト
・リチャード・ニクソン ・・・ アンソニー・ホプキンス
度重なる敗北を経験し第37代合衆国大統領の座を掴んだ弁護士でもある共和党議員。
第37代合衆国ファーストレディ。夫を「ディック」と呼び夫のリチャードからは「相棒」と呼ばれてる。
・エヴェレット・ハワード・ハント ・・・ エド・ハリス
・ジョン・エドガー・フーヴァー ・・・ ボブ・ホスキンス
FBI長官。
・アレクサンダー・ヘイグ ・・・ パワーズ・ブース
アメリカ大統領首席補佐官。
・ジョン・N・ミッチェル ・・・ E・G・マーシャル
司法長官。
・ジョン・ディーン ・・・ デヴィッド・ハイド・ピアース
リチャード・ニクソン大統領の法律顧問。弁護士。
・ロナルド・ジーグラー ・・・ デヴィッド・ペイマー
・ヘンリー・キッシンジャー ・・・ ポール・ソルヴィノ
ニクソン大統領政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官。
・ハンナ・ニクソン ・・・ メアリー・スティーンバージェン
リチャードの母親。
リチャードの兄。小児結核を患ってしまう。
・ジョン・アーリックマン ・・・ J・T・ウォルシュ
ニクソン大統領政権の大統領法律顧問や内政担当補佐官
・ハリー・ロビンス・ハルデマン ・・・ ジェームズ・ウッズ
アメリカ大統領首席補佐官。
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＜あらすじ＞
1972年6月17日、ワシントン・ウォーターゲート。民主党全米委員会が開かれているホテルの一室に忍び込んだ5人の男が逮捕された。大統領関係者が盗聴事件に係わっていたという、ウォーターゲート事件の幕開けであった。彼らの行動をチェックしていたホワイトハウス臨時顧問のハントから連絡が入り、首席補佐官のハルデマンら、ニクソン大統領の側近たちは色めきたった。捜査の手はハントや同僚のリディにまで及ぶ。リディは〈鉛管工グループ〉と呼ばれる米政府極秘情報漏洩を防止するために組織された秘密活動グループに所属していた。
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「大統領の陰謀」はウォーターゲート事件の真実を調査する２人の新聞記者目線のお話で、「ザ・シークレットマン」については同じく政府の圧力にも負けずに独自捜査を行っていくFBI副長官目線のお話でした。
今回はいよいよ渦中の人物目線の物語が拝める‼っと思いワクワクして鑑賞‼ですが。。。とにかく長い‼
全体が3時間10分もあり、半分以上はニクソン氏の幼少期の回想と大統領に就任するまでのストーリー。。。オリヴァー・ストーン監督が長きにわかり綿密な取材を続け明らかになった真実を映画化しており、前半はリチャード・ニクソンは敗北嫌いな、真面目で純粋で弱い人物であるということを我々に先に理解してほしい‼と強く訴えている。（・・・が、私にとって、これが映画の中で一番の苦痛であった）
大統領に就任し、次々政策を実行するも各地でデモ騒ぎが起きるほど国民の怒りをかい続け、やっとひと段落したときに一番視聴者が興味をもっている「ウォーターゲート事件」に発展していく・・・ここまで来るのに２時間くらいはかかったんではないだろうか⁇
しかし、ウォーターゲート事件についても、指示だし、盗聴などまでは描かれているも、メインはこの事件の犯人が捕まったことで隠蔽工作に必死になりながらも逃げ場のない状態に追いやられていくニクソン大統領の姿がメインです。
大統領になり様々なところから叩かれていくうちに少しづつ人間が変わり始めていく。「メンタルが強い人ほど政治家に向いている」なんてよく聞きますが、ニクソン大統領は真面目ゆえにメンタルが非常に弱い人物であったことがこの映画では十分に理解できた。
ウォーターゲート事件についてあらかじめ知識は入れておいてからの鑑賞をおススメします。ある程度理解しておかないと3時間10分は耐えらないかも・・・
