1972年のドイツ、ミュンヘンオリンピック事件の犠牲者に対し、2021年東京オリンピック開会式で初めて黙とうが捧げられました。
本日ご紹介の映画は、そのミュンヘンオリンピック事件を背景に、イスラエル諜報特務庁によるテロリストに対する報復作戦を描いた映画です。
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ミュンヘン・オリンピックで起きたイスラエル選手団襲撃事件に対する、暗殺チームの報復の過程を描いた社会派サスペンス。
※本作品は「PG12」指定作品です。保護者の配慮が必要です。
＊上映時間 ：：： 163分
＊日本公開日 ・・・ 2006年2月4日
＊監督 ・・・ スティーヴン・スピルバーグ
キャスト
・ アヴナー ・・・ エリック・バナ
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊リーダー。
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊メンバーで、南アフリカ出身の自動車のスペシャリスト。
・ロバート ・・・ マチュー・カソヴィッツ
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊メンバーで、爆弾製造担当。
・カール ・・・ キアラン・ハインズ
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊メンバーで「現場」の掃除係。
・ハンス ・・・ ハンス・ツィッシュラー
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊メンバーで、文書偽造専門家。
・エフライム ・・・ ジェフリー・ラッシュ
報復作戦「神の怒り作戦」の実行部隊へ指示だしを行う、モサッド（イスラエル諜報特務庁）上官。
・アヴナーの母 ・・・ ギラ・アルマゴール
・ダフナ ・・・ アイェレット・ゾラー
アヴナーの妻。
・ パパ ・・・ マイケル・ロンズデール
アヴナーの情報屋であるルイの父親。田舎町の豪邸に大家族で住んでいる。
・ルイ ・・・ マチュー・アマルリック
アヴナーの情報屋。
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＜あらすじ＞
1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中、パレスチナ・ゲリラ “黒い九月”により11人のイスラエル選手が殺害される事件が起こった。激怒したイスラエル機密情報機関モサドは、暗殺チームを編成して報復を企てる。リーダーは、愛国心あふれるアヴナー。上官の指示のもと、アヴナーはヨーロッパに渡る。そして車輌専門のスティーヴ、後処理専門のカール、爆弾専門のロバート、文書偽造専門のハンスの4人と共に、アラブのテロリスト指導部11人を一人一人暗殺していく。
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まず、 身勝手なテロリストの犠牲者になってしまった選手たちのご冥福をお祈りします。
報復ってなんなんでしょうね～。復讐は連鎖される・・・その言葉が頭に残った映画でした。ただ、 被害者遺族たちには「悲劇を伝える良作」と称賛された映画だったようですが、、、
確かに酷いお話です。身勝手なテロリストたちに人質として誘拐されてしまったオリンピック選手たち、国の代表として参加したことが生きるか死ぬかの瀬戸際にたたされるとは、、、そして、犯人たちとドンパチしたことで人質たちを皆殺しにしてしまったドイツ警察の失態ｗそのことを知ったイスラエル機密情報機関がテロリストたちに報復作戦にでる‼これが物語のメインになります。
リストのテロリストたちを次々暗殺実行していく実行部隊たち‼しかし、その取り巻きや周辺の関係のない人々も巻き込んで始末していくお粗末さ、そのうちに実行部隊メンバーも報復をうけてしまい次々ターゲットにされてしまう、仲間を殺され、関係のない人々までも巻き沿いにしてしまった罪悪感、そして自分も狙われていると知り不安で夜も眠れない日々を送り精神的に追い詰められていく主人公‼（スティーヴン・スピルバーグ監督はここの部分を一番描きたかった！と言っていましたね～）
主人公が関わる人々のセリフがひとつひとつ心に重くのしかかる、深く考えさせられる映画でした。
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