本日ご紹介の映画は、原作の著者「オリバー・サックス医師」の手記を基に構成されたフィクション映画になります。
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30年にわたる昏睡から目覚めた患者と、彼を何とか救おうとする医師の必死の闘病生活を、自らも精神科医のオリヴァー・サックスの実体験による著作を基に描いたヒューマン・ドラマ。
*上映時間 ::: 121分
*日本公開日 ・・・ 1991年4月5日
*監督 ・・・ ペニー・マーシャル
キャスト
・レナード・ロウ ・・・ロバート・デ・ニーロ
嗜眠性脳炎を患って30年近くが経過している男性。幼少期に発病後25年間入院生活を余儀なくされる。セイヤー医師の中でもっとも重症な患者。
・マルコム・セイヤー医師 ・・・ ロビン・ウィリアムズ
ベインブリッジ病院の慢性神経病患者を担当することになった人付き合いが苦手な医師。
セイヤー医師担当看護師。
・ロウ夫人 ・・・ルース・ネルソン
レナードの母。毎日レナードの看病に病院を訪れている。
・ポーラ ・・・・ペネロープ・アン・ミラー
嗜眠性脳炎を患ってベインブリッジ病院に入院中の父に毎日スポーツ新聞を読み聞かせに来ている女性。レナードが恋してしまう。
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<あらすじ>
1969年、ブロンクス。ベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤー医師の患者の中でも最も重症なのがレナード・ロウだった。彼は30年間、意識はあるものの半昏睡状態で寝たきりの生活なのだ。セイヤーは非公認のパーキンソン氏病患者用のLドーパを使ってレナードの機能回復を試みる。そしてある朝、レナードはめざめを迎えた。30年ぶりに街に出たレナードにとって見るものすべてが驚きだった。セイヤーは他の患者にも新薬を使い、彼らは次々と意識を回復し始めた。
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嗜眠性脳炎(しみんせいのうえん)とはいったいなんなのか?嗜眠(もっとも強い昏睡状態(意識障害の一種))を主症状とする脳炎とのことです。第一次世界大戦後ウィーンで流行したそうです。
当時はまだ研究にそこまで力が入っていなかったのか?追いつかなかったのかわかりませんが~医師が一か八かで違う症状の薬を投与する一見なんども危険な行為を行っています。結果覚醒し深い眠りから覚めた状態の患者に囲まれ再び患者に人生の楽しみを味わってもらうことが出来ます。
この映画で主人公レナードを演じる「ロバート・デ・ニーロ」は役作りの為なら努力は惜しまない俳優として有名ですが~病気になったり覚醒したりと特に大変な役柄を見事に演じ、改めてロバート・デ・ニーロのすばらしさを痛感しました。
余談ですが、「ザ・シンプソンズ」でおなじみの母マージ役を演じられているジュリー・カブナーは看護師エレノアを演じられ、同じ嗜眠性脳炎患者役ミリアムを演じられているのは・・・個性派俳優「ベン・スティラー」の実の母親で日本でも人気の高いコメディドラマ「アルフ」のおばあちゃんの役の「アン・メイラ」も参加されています。アフルファンならきっとすぐ気づくはず♪♪
このセイラー医師の行動がよかったのか?悪かったのか?そこから医師は患者から多くを学んでいきます。普通に生活できることへの感謝・喜びを改めて気づかせてくれるお話です。
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