暴力に暴力を重ねても結局心は晴れない!!映画「オンリー・ゴット」

本日ご紹介する復讐劇はかなり想像力を使う映画です。

賛否両論が激しい映画で有名ですが、言葉少なめでダークで謎のシーンが多い映画です。

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「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだサスペンスドラマ。

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

*上映時間  :::  90分

*日本公開日 ・・・ 2014年1月25日

*監督    ・・・ ニコラス・ウィンディング・レフン

キャスト

・ジュリアン ・・・ ライアン・ゴズリング

バンコクに住むアメリカ人本業は麻薬の密売だが、表の稼業として兄ビリーと共にムエタイジムを経営しており、自らもムエタイのトレーニングを積んでいる。 性格は寡黙で、あまり感情を表さず、ときおり幻覚に襲われている。

・クリスタル ・・・ クリスティン・スコット・トーマス

ジュリアンとビリーの母親、ビリーの死の報せを受けてアメリカから駆け付ける。ビリーには強い愛情を持っているが、ジュリアンには憎悪の混じった複雑な感情を抱いている。マフィアの教母とも言われ、強大な犯罪組織を仕切っている。

・チャン ・・・ ヴィタヤ・パンスリンガム

壮年の元警官。現役を退いた一般人だが、制服警官を従えて私的に犯罪者を処刑する異常な権限を持つ。 ジュリアンの幻覚にしばしば登場する人物。

・ビリー ・・・ トム・バーク

ジュリアンの兄。ジュリアンと共にムエタイジムを経営し、裏では麻薬密売を行う。気性が荒い。

・マイ ・・・ ラータ・ポーガム

ジュリアンの馴染みの娼婦。

・ゴードン ・・・ ゴードン・ブラウン

ジュリアンの側近のアメリカ人。

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<あらすじ>

アメリカを追われたジュリアンは、今はタイのバンコクでボクシング・クラブを経営しているが、実は裏で麻薬の密売に関わっていた。そんなある日、兄のビリーが、若き売春婦を殺した罪で惨殺される。巨大な犯罪組織を取り仕切る母のクリスタルは、溺愛する息子の死を聞きアメリカから駆け付けると、怒りのあまりジュリアンに復讐を命じるのだった。しかし、復讐を果たそうとするジュリアンたちの前に、元警官で今は裏社会を取り仕切っている謎の男チャンが立ちはだかる。 *:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:***:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:

 簡単に話しを整理しておきます。  

兄ビリー(16歳の少女をレイプし殺害した)→ 少女の父(殺された少女の復讐の為にビリーを殺す)→ チャン(残忍な殺害現場を目の当たりにし少女の父に復讐の機会を与えるも、ビリーを殺害してしまったことで少女の父に罰として腕を切る)→ クリスタル&ジュリアン(ビリーを殺された復讐の為に犯人を捜している)

 

 そんな感じです。ジュリアンは兄ビリーが根源だったと知り少女の父を許しますが、母クリスタルは許しませんでした。少女の父を許したジュリアンを罵倒しクリスタルはジュリアンの配下の人間を使い復讐を企てます。そこで少女の父に復讐の機会を与えたチャンの存在を知り少女の父殺害後復讐相手をチャンに変えるのですが、このチャンは血も涙もない異常な性格の持ち主で簡単にはいかない。ということですね♪♪

 

 かなりセリフは少ない映画なので見る人によってはわかりづらい!!という方も多いのではないでしょうか?所々にチャンがバーで歌っているのを警察官が聞き入っているシーンがあったり、薄暗い風俗店に静かに座っているジュリアンのシーンがあったり・・・全体的にかなりダークで謎の多い場面が多い。

 

 しかし、すべて鑑賞したときに最後にひとつひとつ意味のあるものとわかります。(未だにチャンの歌だけは理解不能ww)

 目を覆いたくなうような暴力描写も多いですが~映画全体のダークで謎に満ちたシーンとのコラボで逆に暴力描写が芸術的に見えたりします。

 

 この映画こそ見ている一人一人の感想が大きく異なる映画かもしれません。

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