本日ご紹介の映画は、世界恐慌時代に実在したアメリカの犯罪者ボニーとクライドを描いた往年の名作です。
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世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライドの、出会いと逃走を描いた犯罪映画。
＊上映時間 ：：： 110分
*日本公開日 ・・・ 1968年2月17日
＊監督 ・・・ アーサー・ペン
キャスト
・クライド・バロウ ・・・ウォーレン・ベイティ
刑期を終え出所後、ボニーの家の車を盗もうしたことから彼女と知り合った事がきっかけでボニーと銀行強盗・殺人を繰り返した強盗団「バロウズ・ギャング」のリーダー。
・ボニー・パーカー ・・・フェイ・ダナウェイ
テキサスの田舎町でウェイトレスとして働いている女性。出所したクライドとの出会い、彼の危険な香りに一目惚れし、彼と行動を共にする。
・C・W・モス ・・・マイケル・J・ポラード
ボニーとクライドにスカウトされた愚鈍だが車に詳しい不良青年。貧しい農家の息子。
・バック・バロウ ・・・ジーン・ハックマン
クライドの兄。途中で家に訪れたクライドと合流し、妻ブランチと共に犯罪に手を染める。
バックの妻。牧師の娘で一見穏やかで上品そうなのだが、パニックを起こすと叫び続けたり、ただ車で夫を待っているだけで報酬を要求してくる図々しさからボニーから嫌われている。
・フランク・ヘイマー ・・・デンヴァー・パイル
テキサス・レンジャーの一員。ボニーとクライドに捕まり遊ばれ恥ずかしい写真をとられた事で恨みを抱き、それ以降執拗に強盗団を追いかける。
ボニーとクライドに車を盗まれた葬儀屋に勤めている青年。
ユージンの恋人。彼と一緒にクライドたちの車で連れ回されることになる。
・アイヴァン・モス ・・・ダブ・テイラー
C・Wの父親で妻を亡くした農夫。C・Wが重症を負ったボニーとクライドを連れてきた為にやむ負えず匿う。
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＜あらすじ＞
世界恐慌下のアメリカのテキサス。刑務所を出所してきたばかりのクライドが例によって駐車中の車を盗もうとした時、近くの2階から声をあげて邪魔をしたのが、その車の持ち主の娘ボニーだった。2人にはこれがはじめての出会いだったが、クライドはボニーの気の強さに、ボニーはクライドの図太さに、惚れこんでしまった。2人いっしょならば恐いものなしと彼らは、町から町に渡りながら次々と犯行をくり返していく。
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稀代の犯罪者として有名な「ボニーとクライド」の出会いから短き生涯を終えるまでを描いた物語です。
私が生まれる前の映画なんですが、今見てもキャストが豪華で色あせない美しさがある映画でした。
まず、主人公のクライド・バロウ 役のウォーレン・ベイティとC・W・モス 役のマイケル・J・ポラードは「ディック・トレイシー」が有名ですね♪※ちなみにマイケル・J・ポラードはあのマイケル・J・フォックスの憧れの人物とかで芸名のミドルネームを彼にあわせ「J」にしたとか・・・
レトロな雰囲気が癖になる・・・映画「ディック トレイシー」 - qwert2828のブログ
ボニー・パーカー 役のフェイ・ダナウェイも数々の映画に出演されておりますが、私の記憶の中だと「ジャンヌ・ダルク」のヨランド・ダラゴンですね♪
バック・バロウ 役のジーン・ハックマンと言えば、「フレンチ・コネクション」シリーズや前回ご紹介した「ポセイドン・アドベンチャー」が有名ですね♪
麻薬捜査を描いた犯罪アクションのその後・・・映画「フレンチ・コネクション2」 - qwert2828のブログ
往年の名作パニック映画「ポセイドン・アドベンチャー」 - qwert2828のブログ
あと、衝撃だったのが、、、ボニーとクライドに車を盗まれた葬儀屋の青年ユージン・グリザード 役が「夢のチョコレート工場」でお馴染み、初代のウィリー・ウォンカ役のジーン・ワイルダー‼だったのにはびっくりしました。
以上がキャストの簡単な紹介ですが、ボニーとクライドは貧しい人には優しく、金持ちから盗むをモットーとしたいたのと、世界恐慌時代との事も重なり彼らの支持者も多かったらしいですね～！それを感じるシーンも多々あります。
ひとつだけ気になった点は、実在の人物よりも出演者の方が美男美女を用いることはありますが、この映画ではバック・バロウの妻ブランチの女優さんが若干お母さんっぽいのですが、実在のブランチはボニー役のフェイ・ダナウェイ並みの美女なんですね～。Buck BarrowとBlanche Barrowで検索すると詳細ご覧いただけますので（英語版）気になる方は是非見てみてください♪
最後にこの映画の見どころはボニーとクライドの最期のシーンです。これは今までのストーリーがぶっ飛びそうな勢いで描かれますので最後の最後まで目が離せない‼
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