戦いに終わりは来るのか?映画「ブラック・クランズマン」

 本日ご紹介の映画は、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスアフリカ系アメリカ人として初の市警巡査となった男が、白人至上主義団体クー・クラックス・クランKKK)潜入捜査した実話に基づく物語です。

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1970年代のアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで、アフリカ系アメリカ人(黒人)初の市警察巡査となったロンが、白人至上主義団体クー・クラックス・クランの地方支部への潜入捜査に着手し、活動内容や極秘計画を暴くまでを描いた刑事アクション映画。

*上映時間  :::   135分

*日本公開日 ・・・  2019年3月22日

*監督    ・・・   スパイク・リー

キャスト

・ロン・ストールワース刑事 ・・・ ジョン・デヴィッド・ワシントン

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで、アフリカ系アメリカ人初の市警察巡査 。署内での人種差別を経験しながらも自ら潜入捜査チームに志願し移動になる。

・フィリップ・ジマーマン刑事(フリップ) ・・・ アダム・ドライバー

コロラドスプリングス市警で潜入捜査チーム所属のユダヤ人捜査官。

・デビッド・デューク ・・・ トファー・グレイス

白人至上主義団体クー・クラックス・クランKKK)の幹部。

・クワメ・トゥーレ ・・・ コーリー・ホーキンズ

ブラックパンサー党の首席。

・パトリス・デュマス ・・・ ローラ・ハリアー

ロンが潜入捜査中に出会った黒人解放活動家の女性。

・ウォルター・ブリーチウェイ ・・・ ライアン・エッゴールド

KKK支部長。

・フェリックス・ケンドリックソン ・・・ ヤスペル・ペーコネン

KKKの過激派支部員。

・コニー・ケンドリックソン ・・・ アシュリー・アトキンソン

差別主義者のフェリックスの妻。

・ブリッジス署長 ・・・ ロバート・ジョン・バーク

コロラドスプリングス警察署長。

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<あらすじ>

1979年、差別の激しかった時代のアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスでロンは初めての黒人刑事として採用される。刑事となったロンは、メンバー募集の新聞広告が掲載された過激な白人至上主義の団体<KKK>(クー・クラックス・クラン)に電話をかける、そして黒人刑事のKKKへの潜入捜査が始まった!

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 非常に興味深く期待通りに面白かった映画です。

 本作の主人公で原作者でもあるロン・ストールワース氏を演じるのは、あの有名俳優デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンです。深みのある素晴らしい演技を披露してくれました。チョイ役であの「バナナ・ボート」でお馴染みのハリー・ベラフォンテが出演してます。

 

 恐らくこの時代のKKKは黒人だけでなく有色人種、ユダヤ人なども迫害していたころの第二のKKK時代だったかもしれませんね!詳しくは描かれておりませんが。。。

 

 後半には秘密結社と言われるKKKの謎の入会儀式や十字架を燃やすシーンも登場します。このような映画を見るたびにいつまでも疑問に残るのは「白人は人類一偉い!」という理由です。映画では毎回このようなセリフを言うだけですが、その基になる理由が全くわかりません。(単なる親のしつけでこのような意味のない考え方で育ってしまったのか?それとも筋の通った考え方に賛同してその組織に参加しているのか?)

 機会があれば是非そちら目線の映画も鑑賞してみたいですね~。

彼らによると我々アジア人も共存して生きてはいけないみたいですから・・・・

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