あなたはこの映画をどう読み取る?!映画「ホールド・ザ・ダーク そこにある闇」
本日ご紹介の映画は、難解すぎる映画!答え合わせは一切なくすべてあなたの判断のみで進められるサスペンス映画です。
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Netflix限定配信! アラスカの小さな村で起こった事件を描いたサスペンス・スリラー映画。
※本作品は「R16+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。
*上映時間 ::: 125分
*監督 ・・・ ジェレミー・ソルニエ
キャスト
狼の生態に詳しい作家。
・ヴァーノン・スローン ・・・ アレクサンダー・スカルスガルド
メドラの夫で亡くなった少年の父親。兵役についていたが負傷し地元に戻ってくる。
・メドラ・スローン ・・・ ライリー・キーオ
狼にさらわれた息子を探すためにラッセルを呼んだヴァーノンの妻。
・ドナルド・マリウム ・・・ ジェームズ・バッジ・デール
アラスカ警察の刑事。地元の人間とは顔なじみ、出産間近の妻がいる。
・チーオン ・・・ ジュリアン・ブラック・アンテロープ
かつて娘を狼にさらわれた経験がある男ヴァーノンの親友。
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<あらすじ>
雪深いアラスカ州の小さな村で一人の男の子が突如として行方不明になった。父親のヴァーノンは中東で軍役に就いていたため、母親のメドラが一人で事態の対処に当たることになったが、極度のストレスが原因で体調を崩してしまった。近所に暮らす子供3人が狼に襲われて命を落としていたこともあって、メドラは息子が狼にさらわれたと確信し、作家のラッセル・コアに助力を仰いだ。ラッセルは狼の行動に熟知していることでも知られていた。 依頼を引き受けたラッセルはアラスカへと急行したが、そこで彼を待ち受けていたものは狼以上に恐ろしいものであった。
※Wikipediaより引用
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大抵の映画はネタバレがエンディングに流れ答え合わせができスッキリした気分で物語が終了しますがが、この映画は非常に難解なまま幕を閉じた映画です。
一人一人の考え方で見方が異なる映画でもありますので非常に興味深く面白い映画だと思います。
※以下映画を鑑賞した私の見解をお伝えしますが、ネタバレになりますので、これから鑑賞予定の方は鑑賞後にまた見に来ていただくと嬉しいです♪
さて、映画は狼と少年が対面するシーンからスタートします。少年が行方不明になったことで狼にさらわれたと確信した母親が狼の生態に詳しい作家とコンタクトをとり作家がアラスカへ・・・母親から話を聞きながら密かに狼の仕業か疑問を持つ作家ではありましたが、一晩寝て朝イチで狼の捜索に向かう作家。。。餌に飛びつく狼の群れを発見し近づくも狼が食べていたのは子供の狼(共食いですね・・・)そのまま依頼者の家に向かうが暖炉はついたままで荷物と車、そして依頼者の姿がなくなっていた。地下の鍵が開いたままで不振におもった作家が地下にいくとそこには探していた少年の遺体が置いてあった。
行動や言動がおかしい母親(これは一人で病気の息子の面倒をみたことで精神的に苦しんだ行動なのかと判断)、表情や口数が少ない父親。母に殺された少年。かつて娘が狼にさらわれるも警察は動いてくれず家族が崩壊した父親の親友。この4人の動機が全く謎のままで物語は終わります。それと肝心な狼との関係も。。。。
①少年の両親は幼馴染だった。
②父親は幼少期近くの村で病気を治すために狼の油を買いにきていた
③少年は病気だったらしい。
④母親は作家に夫の長ぐつと上着を着せ狼の捜索をしてもらっていた。
この4つの観点からおそらくスローン一家は(もしかしたら母親は違うのかもしれませんが・・・)狼だったか狼の血が入っていたのではないだろうか?もしくは、作中でも言われておりますが狼に憑りつかれている?!と、父親は幼少期に病気治療の為に離れた村で狼の油を何度も購入していた過去があることが判明します。夫の病気が息子にも遺伝していることを知った母親は息子を殺害したのでは?
また作家が依頼者の母親から預かった上着と長ぐつを身に着けていると狼に気付かれても襲われることは一度もありませんでした。この上着と長ぐつは狼の毛から作ったものでは?仲間意識が強い狼なのでこれを身に着けたことで人間ではなく仲間と認識されたからこそ狼だけでなく少年の両親にも殺されなかったのではないか?
(ボーガンで撃たれ負傷しましたが・・・)
最後まではっきりしません。両親は息子の遺体をもって静かにその場を去り物語は終了します。これはあくまでも主観ではありますが、鑑賞された一人一人意見が異なる映画だと思います。数回みるとなんとなく映画の真髄がみえてくる!
そんな非常に興味深い映画でした。
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