ひとつの事件の裏に隠された驚愕な真実‼映画「ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る」

本日ご紹介の映画は、あるひき逃げ事件の裏にかくされた真実を描いたドキュメンタリー映画です。

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Netflix限定!謎の死を遂げた若い女性に隠された悲しい真実を描いたドキュメンタリー映画

*上映時間  ::: 102分

*監督    ・・・  スカイ・ボーグマン

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 あらすじ

道路脇でひん死の状態で発見された後、幼い息子と夫を名乗る男、不可解な謎を残して亡くなったひとりの女性。この事件をきっかけに明らかになった、悪夢のような真実に迫る

Netflix公式HPより引用

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 Netflixのドキュメンタリーは大好きで時々鑑賞しております。私の鑑賞してきたドキュメンタリーのほとんどは逮捕された犯人像や行方不明の被害者たちを懸命に探し続ける家族のドキュメンタリーでしたが、今回のドキュメンタリーはかなり壮絶で終始目が離せない!

 

 ことの発端は車に引かれたと思われる若い女性が亡くなったことから単なるひき逃げ事件ではなく何かの事件に巻き込まれたのではないか?と警察が捜査を始めるところから始まります。

 

 そして捜査を行う上で浮かび上がってくる驚愕の真実の数々にかなり心が痛くなる!

 

 

※以下ネタバレ含みますのでこれから鑑賞予定の方はどうぞご注意ください!

 

 このような壮絶な事件は忘れるはずはないとは思いますが、念のため備忘録として事件の顛末を記載しておきますのでご了承ください。

 

 死亡した若い女性はストリップバーに勤務するトーニャという女性だった。

しかし、彼女が死亡したことで浮かび上がる真実!彼女は複数の名前を所有している女性だった。結局彼女の本当の名前はわからないまま捜査は始まるが、そこに浮上したのは彼女の幼い息子(マイケル)と犯罪歴のある彼女の夫。そして、彼女の夫(フランクリン)はマイケルの親権を求め裁判所で提訴していたが、親子関係が認められなかったために親権を得ることが出来ずにマイケルと誘拐し警察に追われることになる。

 

 その後警察とFBIが連携をとり捜査を始め、フランクリンの素性が明らかになっていく。彼もトーニャ同様に名前をコロコロ変えており、学生時代のトーニャ(当時はシャロン)の親友からの情報によりフランクリンはシャロンの父親という情報を得ることになる。しかし、フランクリン自身は過去に児童誘拐、強盗など様々な罪を服役している逮捕歴があることからFBIはフランクリンはシャロンの父親であるかどうかも疑問に感じながら捜査は続いていくことになる。また、シャロンの親友から得た情報により日常的に行われたシャロンへの性的暴行、金を稼ぐためにシャロンの体を売っていた真実が浮上する。更に、山奥で見つかった謎の白骨化した遺体からフランクリンと関係のあった女性であることが発覚したことでFBIはフランクリンから事情を聴くためにマイケル君誘拐犯として逮捕することを決意し彼の潜伏先を特定し逮捕することに成功する。

 

 しかしそこにはマイケル君の姿はなく、マイケル君の行方、シャロンの生い立ち、白骨化した女性との関係についてフランクリンから情報を得ようとするもフランクリンは自分の事以外は黙秘を続けてしまうため事件解明には困難を極めることになる。マイケル君誘拐事件では有罪判決がでて仮釈放なしの禁固刑25年の判決が出たが、その後FBIの努力の捜査により白骨化した女性との関係性が明らかになっていき、フランクリンはついに殺人罪で起訴され死刑判決がでたことで事件は闇に葬られてしまう。。。はずだったが、このドキュメンタリー映画の原作を発表した著者マット・バークベックの元にきた連絡により事件は急展開を迎えることになるのだった!彼の元に連絡した女性はなんとシャロンの実子でマイケルの妹、シャロンは3回妊娠しており、長女と次女は生まれてすぐに養子に出されていたのだった!彼女が自分のDNAを提供しシャロンの生い立ちを調べる協力提供をしてくれたことでシャロンの生い立ちが見えてくる。

 

 また、同じ時期にFBI捜査官がフランクリンの元を訪れ世間話から感情が乱れてきたフランクリンの隙を狙ってマイケル君の行方を聞き出すことに成功する!マイケル君は残念ながらフランクリンにより射殺されていた事実が発覚するのだった。

 そしてシャロンの悲しい生い立ちも明らかになっていく、シャロンは本名スザンヌ・マリー・セヴァキス!

 彼女とフランクリンとの関係も明らかになっていく、スザンヌの母親の再婚相手がなんとフランクリンで母親がある事件にて逮捕収監され出所後には、スザンヌと彼女の二人の姉妹はフランクリンにより連れていかれた後だった、そして他の2人の姉妹は施設に預けられスザンヌだけが生涯フランクリンの奴隷として傍にいることになったのだ。

 

 スザンヌの父親が子供たちの親権を放棄しなければ、スザンヌの母親が出所後に子供たちを探していれば、彼女もマイケルも短い生涯を終えることはなかったのだろう。

 

 犯人が逮捕され、隠れた真実が浮き彫りにはなったのだが、この真実が強く胸を苦しめた内容だったことは間違いない。ただ、、、シャロンの事件の犯人はフランクリンだったのか?フランクリンは2023年1月23日死刑を執行されることなく死刑囚として刑務所でその生涯と閉じたのでシャロンの死は未だ謎のまま・・・

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