エンスラポイド作戦を両方の視点から描いた映画「ナチス第三の男」

本日ご紹介の映画は、ナチス軍にて冷酷極まりない行動の数々から部下たちより「金髪の野獣」とも呼ばれていた「ラインハルト・ハイドリヒ」暗殺事件「エンスラポイド作戦」を描いた物語です。

 以前ご紹介した「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺計画」も「エンスラポイド作戦」を描いた物語ですが、本日ご紹介する映画は被害者である「ラインハルト・ハイドリヒ」と作戦実行犯である「ヨゼフ・ガブチーク」たち両方の視点から描いた物語です。

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 *見たい映画がここにある* 

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第二次世界大戦中、その冷徹極まりない手腕から「金髪の野獣」と呼ばれナチス親衛隊No.2となったラインハルト・ハイドリヒを描いた伝記映画

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

*上映時間  :::   120分

*日本公開日 ・・・  2019年1月25日

*監督    ・・・   セドリック・ヒメネス

キャスト

・ラインハルト・ハイドリヒ・・・ジェイソン・クラーク

ヒトラーヒムラーに次ぐ、“ナチス第三の男”とも呼ばれた親衛隊の実力者。

・リナ・ハイドリヒ・・・ ロザムンド・パイク

ラインハルトの妻。

・ハインリヒ・ヒムラー・・・ スティーヴン・グレアム

ハイドリヒを実力者として成長させたナチス・ドイツ親衛隊トップ。

・ヤン・クビシュ・・・ジャック・オコンネル

ラインハルト・ハイドリヒの暗殺計画(エンスラポイド作戦)として政府から派遣されたチェコ人兵士。ハイドリヒ滞在中のチェコに潜伏する。 

・ヨゼフ・ガプチーク・・・ ジャック・レイナー

ラインハルト・ハイドリヒの暗殺計画(エンスラポイド作戦)として政府から派遣されたスロバキア人兵士。ハイドリヒ滞在中のチェコに潜伏する。

・アンナ・ノヴァク・・・ ミア・ワシコウスカ

作戦実行までヨゼフを匿っていたヨゼフの恋人。

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<あらすじ>

ヒトラーヒムラーに次ぐ、“ナチス第三の男”ラインハルト・ハイドリヒ。その冷徹極まりない手腕から、ナチス党内でもとりわけ忌まわしい人物として“金髪の野獣”と渾名され、ヒトラーさえもが恐れた男。ハイドリヒはナチス政権の高官として華々しい出世を遂げるが、第二次世界大戦に至るまでの年月とその戦時下において、ヨーロッパの人々に残忍で容赦ない恐怖をもたらした。貴族階級の妻リナによってナチスイデオロギーを吹き込まれたハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の首謀者として、誰も止めることのできない絶大な権力を手にしていく。だが、英国政府から訓練を受け、チェコスロバキア亡命政府によって送り込まれたチェコレジスタンスグループが、この抑止不能な男を止めようとしていた。大胆にもパラシュートで潜入したヤン・クビシュとヨゼフ・ガブチーク率いる暗殺部隊が、綿密な計画の過程を経て、プラハの街を移動するハイドリヒの一行を襲撃し、致命傷を負わせる。これにより、ハイドリヒは第二次世界大戦中に殺害された唯一のナチス最高幹部となった。ナチス政権に揺さぶりをかけた歴史的瞬間は、それぞれの信念を貫いた、両極に位置する人々によって生み出された。史上唯一成功した、ナチス高官の暗殺計画の真実が今、明かされる。

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 「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺計画」をご覧になられた方や第二次世界大戦に詳しい方はご存じかもしれませんが、実際、作戦は失敗で終わるんですが、負傷した際の感染症により結局、ハイドリヒは亡くなります。

 

 前半はハイドリヒがナチス党員の中でも実力者と言われるまで成長していく様をメインで描いております。人を馬鹿にする傾向は元々あったようですが、海軍の軍人時代はそこまで冷酷な存在ではなかったようですね~。親衛隊トップである「ヒムラー」との出会いが親衛隊の中でも実力者として上がっていき地位を得る為に冷酷な人間に作り上げられていた感じがこの映画では感じました。家に帰ると息子と仲良くセッションするような家族思いのお父さんがここでは描かれております。

 

 後半はヤン&ヨゼフの「エンスラポイド作戦」実行犯たちの姿を描いております。

 この内容は「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺計画」と一緒なので割愛します。

 

 相変わらず冷酷極まりない行動の数々にドン引きしながら鑑賞しましたが、ハイドリヒは任務中は完全に人間の心を捨てていたんですね、、、後先の事も考えずに。

 (彼のお子さんたちは父の行いの数々に後にいじめにあい相当苦しんだようですね・・・)

 

 あの「冷酷」と言われ続けてきた「ラインハルト・ハイドリヒ」の別の顔を知ることが出来る映画です。(彼のプライベートは、どこまでが実話かは不明ですが・・・)

 

 今回映画を鑑賞して感じたことは彼を悪魔に変貌させたのは「戦争」であった!と言う事です。戦争というものが存在していなければ彼もまた子供たちに尊敬される良き父親だったかもしれませんね。

 

 戦争映画なので目を覆いたくなるようなひどいシーンが多いです!(小さな子供に大人が拷問を受けている姿を見せるなど)戦争を二度と起こさないためにも鑑賞をおススメする映画です。

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 *見たい映画がここにある*