世界で初めて女性に変身した男!!映画「リリーのすべて」

性同一性障害」近年ではドキュメンタリー番組などで実際に苦しんだ経験のある方々のお話を聞く機会が増え、だいぶ理解している方も時代と共に増えてきてるのではないでしょうか?

 本日ご紹介する映画は1926年、ある画家夫婦の実話に基づく物語です。

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 *見たい映画がここにある* 

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オスカー俳優エディ・レッドメインが、世界で初めて性別適合手術を受けた人物を演じた伝記映画。

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

*上映時間  :::  119分

*日本公開日 ・・・  2016年3月18日

*監督    ・・・  トム・フーパー

キャスト

・アイナー・ヴェイナー (リリー・エルベ) ・・・ エディ・レッドメイン

デンマークに住む風景画家。

ゲルダ・ヴェイナー ・・・ アリシア・ヴィキャンデル

デンマークに住む肖像画家。アイナーの妻。

・ハンス・アクスギル ・・・ マティアス・スーナールツ

アイナーの幼馴染。

・ヘンリク・サンダール ・・・ ベン・ウィショー

リリーの友人。

・ウラ ・・・ アンバー・ハード

ヴェイナー夫婦の友人でダンサー。

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<あらすじ>

デンマークに住む風景画家アイナー・ヴェイナーは、ある日、肖像画家である妻のゲルダに頼まれ女性モデルの代役を務めることに。これをきっかけに、アイナーに内在していた女性性が目覚めていった。次第にリリーという名の女性として過ごすことが多くなっていき、心と身体との不一致に苦悩を深めていくアイナー。ゲルダもまた、アイナーが夫でなくなっていくことに困惑するものの、やがてリリーこそがアイナーの本来の姿であると理解し受け入れていく。そしてパリに移住し解決の道を探す二人の前に、ある婦人科医が現れる。

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 実際には、リリーは5回もの手術を行ったそうです!!彼は元々女性らしい容姿だったためアイナーとして普通の格好をしても男装した女性にしか見えなかったようです。

 同性愛への偏見もひどかった時代なので多分相当ご自身との葛藤もあったのだと思われます。(現在でも苦しんでいる方が多いですが、、、)実際愛する夫が女装にはまり男性と浮気していた事を知った妻のゲルダのショックも強かったのではないでしょうか~。映画いを通じてゲルダの葛藤も痛いくらい伝わってきました。彼女は映画では語られておりませんが、ご自身も「レズビアン」であることを公表していたようなので、アイナーがリリーに変身していく様を心では応援していたかもしれないですね♪♪彼女の肖像画のほとんどはリリーのものが多かったようなので、しかし、アイナー(リリー)死去後、彼女は他の男性と結婚しているようなので本心は闇の中です。

 

 芸術家夫婦のお話らしく映画全体が芸術的で美しい!!お話です。 現在も数多くの方が同性愛や性同一性障害で苦しんでいる方もいらっしゃると思います。周囲が変われば世界が変わる!! 「私は信じてる・・・人はそれぞれに身分の違いはあれど、その品格は同じで貴賎の区別はないと・・・今、この瞬間から私達が心を開き互いを尊重できるよう願う。」 ー映画「イップ・マン 葉門」より名セリフー この一言がすごく重みがあり人間である以上決して忘れてはいけない大事な言葉です。

 

 非常に美しく大きく心揺さぶられる映画です。この映画を是非多くの方々に見て、理解してほしい。

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 *見たい映画がここにある*