久々に重い気持ちになる映画をご紹介!!テーマは「尊厳死」「安楽死」!!これだけ聞いたら見る気無くなると思いますが~、ストーリーは暗くないんです(あっ!!暗いかw) 自身がいつ死んでもおかしくない病気で長年苦しめられ、それに辛抱強く付き添ってくれる妻(夫)のことと病気でこれ以上苦しめられたくない本人が親友に「死」を希望してくるお話です!!
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老人ホームに暮らす男が、自らスイッチを押すだけで苦しまずに最期を迎えることができる装置を発明したことから巻き起こる騒動をユーモラスな筆致で描くイスラエル映画。
*上映時間 ::: 93分
キャスト
・ヨヘスケル・・・ゼーヴ・リヴァシュ
複合マンション型老人ホームで妻や友人に囲まれ生活している老人。小さな発明で人々を幸せにしている。
・レバーナ・・・レヴァーナ・フィンケルシュタイン
ヨヘスケルの妻。認知症を患っている。
・ヤナ・・・アリサ・ローゼン
ヨヘスケルとレバーナの友人で同じ老人ホームで生活している老女。延命治療中の夫マックスがヨヘスケルに「死なせてくれ」と願ったことを知りショックを受けるが、愛する夫の苦しむ姿をこれ以上見れず夫の希望どおりにしてほしい!!とヨヘスケルに依頼してきた。
・ダニエル・・・イラン・ダール
複合マンション型老人ホームに入所してきた獣医の未婚の老人。ヨヘスケルがマックスの安楽死について相談をしてくる。
・セガール・・・ラファエル・タボール
皆と同じ老人ホームに暮らす老人。妻と一緒に入所しているが、実はダニエルの不倫相手。
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<あらすじ>
エルサレムの老人ホームに暮らすヨヘスケルの趣味は、ユニークなアイディアで皆の生活を少しだけ楽にするようなものを発明すること。ある日、ヨヘスケルは、望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、安楽死できるような発明を考えてほしいと頼まれる。妻レバ-ナは猛反対するが、お人よしのヨヘスケルは親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明する。同じホームの仲間たちの助けも借りて計画を準備、数々の困難を乗り越え、やがて自らの意思で安らかに旅立つマックスをヨヘスケルは見送るのであった。だが秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、ヨヘスケルのもとに依頼が殺到。そんな中、レバーナに認知症の兆候が表れ始める。*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:***:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:.,.:*:
些細な発明で小さな幸せを人々に与えているヨヘスケルがいよいよとんでもないことを依頼されてきました。自分が友人マックスと同じ立場だったら・・・と考えたときにマックスと同じ気持ちになるだろうと考えたヨヘスケルは妻に反対されながらもマックスの希望どおりの仕事をします。マックスの死と共にマックスの妻であるヤナが殺したのでは??という噂が施設内で流れ始め、その噂を聞いた一人の老人が妻の安楽死を希望し依頼してきます。そんな中でヨヘスケルの妻レバーナの病状も悪化してきて苦しみ始めます。
本来ならば殺人です!!いくら死にたいといっても手助けはよくないこと!!しかしこの映画では治らない病のおかげで生き地獄の中で生活するくらいなら死んで楽になりたい!!そういう老人たちとそのご家族の強い思いが描かれています。 現在では国によってこのような尊厳死を認めてくれる国が少しづつですが増えてきております。スイスが一番早くに国で認められておりますね~。
今回映画を通じて「尊厳死」「安楽死」のあり方について深く考えさせられました。確かに愛する人を失うことは辛いけど、最後だけでも愛する人の望みをかなえてあげたい!!その気持ちが強く伝わってきます。
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