被害者に同情するか?加害者に同情するのか?映画「ゆりかごを揺らす手」

本日ご紹介の映画は、表題どおりになんとも言えない感情にさせられたスリラー映画です。

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夫の自殺が原因で、子供を流産した女性が、ベビーシッターとして幸せな家庭に忍び込み復讐劇を繰り広げる

*上映時間  ::: 110分

*日本公開日 ・・・ 1992年4月11日

*監督    ・・・ カーティス・ハンソン

キャスト

・ペイトン・フランダース(モット夫人)・・・ レベッカ・デモーネイ

バーテル家にやってきた乳母。本性は自殺したモット医師の妻。

・クレア・バーテル ・・・ アナベラ・シオラ

2児の母であり優しい夫を持つ女性。2人目妊娠に受診した際に担当のモット医師より猥雑な行為をされた事で医師会に訴えた女性。

・マイケル・バーテル・・・ マット・マッコイ

クレアの夫。

・ソロモン  ・・・ アーニー・ハドソン

バーテル家のペンキ塗りの仕事をしている障害者。

・マリーン・クレイヴン ・・・ ジュリアン・ムーア

バーテル家と親交のある女性。不動産会社を経営している。

・エマ・バーテル ・・・マデリーン・ジー

クレアとマイケルの娘

・モット  ・・・ジョン・デ・ランシー

ペイトンの夫で医師。訴えられたことを苦に拳銃自殺をした。。

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<あらすじ>

優しい夫マイケルと幼い娘エマに囲まれ幸せな日々を過ごすクレア。2人目の子供を身ごもり、産婦人科へ診療に訪れたが、医師のモットは診察するふりをして猥雑な行為に及んだ。マイケルの助言により、彼女は警察に訴え、他に数人の女性が被害に遭ったことが判明。モットはピストル自殺した。残された彼の妻ペイトンは衝撃を受け昏倒、妊娠中の彼女は流産し、子宮を除去摘出されてしまった。一方クレアは無事に男児を出産、ジョーイと名付けられた。6カ月後クレアのもとへやって来たベビー・シッターは、過去を隠したペイトンだった。

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  冒頭にもお話しましたが、なんともいえない感情になったことは間違いありません。あらすじを見る限り確実にペイトンの逆恨みとしかいえない内容です。そのとおりなんですが・・・

 実際にモット医師の行為は問題があったのか?ただの診察だったのか?これをはっきりさせないまま彼は自殺をしてしまいます。それにより残された夫人は家を追い出され、ショックのあまり流産をしてしまい何も残らず半年の月日が流れてしまいます。失意のままテレビを見ていると夫のニュースが!そこで訴えた女性の名前を顔写真がテレビに出てきて彼女は確実に記憶します。

 

 一方クレアは無事に赤ん坊が生まれ幸せな日々を過ごしていました。そんな時に障害者施設からの紹介で家の修繕に訪れた障害者のソロモン。クレアはソロモンに対し一線を置いてしまいます。エマはソロモンに懐き一緒に楽しそうにしているのに障害者ということで安心できず赤ん坊を抱かせようとはしません。そのような偏見でものを見る女性なので今回ペイトンの逆恨みにあってもあまり同情できなかったです。

 単なる逆恨みだけならそれなりの映画だったのかもしれませんが、被害女性も印象の悪い女性だったからこそ!なんとも言えない感情にさせられました。

 

 最後まで目が離せず完全に釘付けになったおススメ映画です♪

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