第二次世界大戦下の様々な国の物語をご紹介しております。
本日ご紹介の映画はノルウェー‼
ナチス支配下のノルウェーで、ナチスの抵抗勢力として活動していた12名のうち11名がナチス軍の捕虜とされるが、1人だけ脱出に成功した男がナチス軍に追われながらも極寒の地で人々に助けられながら逃げつづける実話を基にした物語である。
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※本作品は「PG12」指定作品です。保護者の配慮が必要です。
*上映時間 ・・・ 135分
*監督 ・・・ ハラルド・ズワルト
キャスト
・ヤン・ボールスルド・・・トーマス・グルスタッド
ノルウェーの工作員。ドイツ軍に見つかり仲間は全員捕まってしまうが1人だけ逃げ、ドイツ軍から追われる身になってしまう。
・クルト・シュターゲ・・・ジョナサン・リス=マイヤーズ
ドイツ軍の将校で司令官。今まで彼の監視下から逃げきれた敵はゼロ、今回も逃げたヤンを執拗に追い続ける。
・マリウス・グロンヴォル・・・マッツ・ショーゴード・ペテルセン
ノルウェーの片田舎で農場を経営している男性。逃げつづけているヤンを見つけ逃亡の手助けをする。
・グドゥルン・グロンヴォル・・・マリー・ブロックス
マリウスの妹。ヤンを見つけ手厚く介抱してあげるうちにヤンに好意を寄せるようになる。
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<あらすじ>
ナチス支配下のノルウェーで、ナチスの抵抗勢力として活動していた12人の男性は、一人を除く11人が処刑される。脱走に成功したヤンは中立国のスウェーデンを目指すが、極寒の雪山での逃避行は想像以上に過酷なものだった。一方、ナチスの将校はヤンを捕らえるため、執念深く追跡する。
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今回は第二次世界大戦による映画ではなく、第二次世界大戦下におけるドイツ軍の支配下になったノルウェーの工作員の壮絶な物語であります。
ナチス軍の支配下で捕虜にされた仲間がうけたSAWよりひどい拷問シーンや極寒の地でナチス軍から逃げつづける工作員の現実に起きた映画だけの世界だと思ったら実際に起きていたらしい・・・という、生きるという意味を改めて痛感させられる映画でした。
脱走に成功したヤンは捕まった仲間たちの救出の為に単身でドイツ軍に潜入しようとし信頼できる愛国者の家々でお世話になりながらも仲間救出へ向かおうとするが、途中の家で仲間たちが全員ひどい拷問の上、射殺されたという情報を耳にし落胆する、目的がなくなったヤンは中立国であるスウェーデンに逃げることを決意‼しかしスウェーデンに向かうには極寒の雪山を通過しなければならない、温かい食事もとれずに凍傷に苦しみながら雪山を進む、途中で雪崩に巻き込まれ目を負傷しやっとの思いで一軒の農家の家にやってきたヤンはそこで手厚く介抱してくれるグロンヴォル兄弟に出会い希望の光が再び彼を照らしてくれます。
凍傷の悪化で足を切断したり、雪上ストレッチャーで皆の力をかりながら移動したり、トナカイと一緒にソリで国境を越えスウェーデンに入っていったシーンもありますが、これもまた事実に基づいているというからすごい‼
骨と皮だけになって生きることに疲れ、ドイツ軍から殺されるくらいなら自殺か愛国者に殺してほしい‼と願い続けるも、協力してくれた愛国者たちに「生きているのは意味があること」と励まされ愛国者たちと一致団結して逃げつづける。
戦争映画が苦手な方にはおススメできませんが(目を覆いたくなるシーンが多々あるため)、ヤンを通じて勇気と希望を与えてもらい、命の大切さについて深く考えさせられる映画でした。戦争映画平気な方なら是非みてほしい‼最後は涙無くしては語れない‼
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